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永峰さんの農業ルポに思うこと

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日本の農業の衰退に伴い、個人・企業による取り組みが色んなメディアで報じられたりしてます。社会起業やTwitterのブーム化などの追い風や、金融危機後のデフレ克服への振興策的な意味合いもあってか、日本の中では「個人と社会の取り組み」と「農業復活」が華々しくミックスされて「農業起業家」がスター化してるような印象もありますが、実態はもっと泥臭いものと思っています。 そんな中、このブログにもなんどかコメントを寄せてくださっている、長嶺さんの「農業という生き方」を先日読みました。永峰さんはフリーのルポライターで現在は中田英寿(ヒデ)さんのNakata.net内にある農業コラムを執筆なさっています。いずれも、対象への情熱と冷静な視点を織り交ぜた文章の運びで、「入り込める」読後感を持ったのは久しぶりでした。 Amazon.comのレビューに、まさに!と思った内容がありますので引用を。

佐渡で無農薬コシヒカリ生産農家となった津田政明さん。ボランティアで行った、アフリカのルアンダの難民キャンプ。ルアンダ人から「日本の様子を知りたいからビデオで撮影して見せて欲しい」と頼まれ、新宿で撮影した。そのビデオを見たルアンダ人たちは「お前は、日本へ帰るべきだ」と言った。撮った新宿のビデオに年老いたホームレスがダンボールの家から出てくるのが写っていた。彼らは、ルアンダの心配をする前に日本の心配をするべきだと言った。(中略) 津田さん他、本書で紹介されている方々のアプローチには希望があります。

借りる農地がないこと、
技術習得の難しさ。
人間関係、自治体の支援の落とし穴。
「田舎暮らし」と「就農」は全く違うが混同して、
それが就農の失敗に繋がる等、
現場の取材がなければまったく浮かんでこない事実がまとめらている。

僕ら日本人は、もっと農業の「あり方」を知るべきなんだと再認識させらた一冊でした。 サラリーマンとしてキャリアを重ねて起業してゆく道は、誤解を恐れずに言えば既存スキル・人脈を前提としたミニチームによる社会への経済価値の提供。 場合にもよりますが、多くは「改善者」なのかなと(勿論、0から1を創る素晴らしいイノベーターも多数居られます)。 他方 日本における農業、もしくは農業へ向かう方々の視点は、旧来の慣習による高い壁を前提にしながら、それを地道に打破してゆこうとする「革新者」の姿勢が最初から求められるような気がします。 永峰さん、これからも骨のあるルポお願いします!

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