今朝の便で中国から帰ってきました。
成田エクスプレスの車中では気だるい疲れを感じながらいつも感じるのは、ありふれていますが日本の便利さ、きめ細かさ。これ自体はいつもの海外出張と変わりはないのですが、今回の「成田エクスプレス雑考」はちょっと違っていました。
今回 市場を訪問する機会がありましたが、中国では、日本では「ありえへん」系の商品が山のようにあります。そうした商品は、売れるかどうか判らないのですが人を楽しくさせてくれます。
誤解を恐れずに言えば、他のどの国よりも成長に貪欲な中国に触れたことで、従来感じていた日本のサービスレベルの高さが、もの足らなくなってしまったのかもしれません。「質の追求」は、常にそこにある対象を意識した「改善」活動と言えます。また、そこから生まれてくるイノベーションが、エポックメーキングな創造性につながる事も多々あります。
ですが、「遊びごころ」が感じられなくなっているのではないか?とも思えます。
便利に、豊かになる事で、本来持っていた発想の「ひらめき」を横展開しにくくなってしまうのではないか?と感じました。
その代表例が。。こちら。現地で見た時は、本当に笑ってしまいました。
ありえへん~。
これの、どこがケータイなのか?(半信半疑。。)
さすが愛煙家大国の中国?「タバコ王ケータイ」(IT Media News)
かのウォルト・ディズニーが遊び心についてこう記しています。
ディズニーの成功を支えている最も重要な要素は遊び心と好奇心だ。
遊び心とは、笑うことを愛する、というアピールをする気持ち。
好奇心とは、常に人間の心にあって想像力によって刺激されて生まれたものだ。
遊び心再興は"Life-Rich"の原点なのかもしれません!
ウォルト・ディズニー
(アメリカの漫画家、アニメ製作者、映画監督、実業家)