鎌倉ライフリッチ研究所 Ver 3.70 | 人生を、豊かに生きよう。

ようこそいらっしゃいました。スローライフの聖地鎌倉へ移住して7年。グローバルビジネスやM&AどっぷりだったR40が一念発起。 ベンチャーでの仕事を通じた日々のビジネス視点だったり、観光に役立つ鎌倉の美味しいグルメ情報やイベント紹介をしてまーす。プロフィールはこちら(http://profile.hatena.ne.jp/hase263lich/)から。

誕生日な休日

今日も一日頑張ろう!と思ったのですが、昨晩から鼻がズズーっとでており(実はそれだけではないですが)、体調がどうにもすぐれないので不本意ながら今日は休暇を頂くことに。家でひたすら静養(ふとん内で汗かき)。

誕生日なんだけどなー。

仕事終えて家に帰って、カミさんと「誕生日~♪」ってやるつもりだったのにな~。

ついに切り上げて40代の仲間入りです。

と思っていたら、現在MBA取得中の友人I氏からメールが。年始に連絡していた返事でした。彼からはMBA受験中に言葉では言い尽くせない励ましをもらいました。そんな彼のコメントを、これからMBAを目指す方の為のご参考になればと思って一部抜粋します。

MBAというものが(特におれらの年齢にして)非常にリスキーであることは痛いほど感じさせられたし、またMBAが夢の扉を開くということは幻想以外の何物でもない事も理解できた。10年のキャリアを背負ってMBAにくると、既に調整の効かないレールがあるし、自分自身もそう簡単に変われないことに気づかされました。もちろん、来てよかったとは思うけれど逆に自分に非常に高いバーを引いてしまった気がするよ。

2000万の金と2年という歳月を費やしたこと、これは正直に良いのか悪いのか判断に迷うところだね。

投資リターンと考えると本当に微妙だよ。家族へのインパクトなどを考えると、寝れなくなることもあるし。

決して彼は勢いでMBAへの道を進んだわけではなく、周到な計画を持って職を離れ、次へのステップを選んでいる訳ですが、さまざまなメディアで報じられている通り、既に「将来へのパスポート=MBA」としての希少性は存在しないと言ってもよいのかもしれません。 他方、人脈やScope、そして経験の棚卸しといった、定性的な付加価値を追うためのMBAは制度的な洗練を考えると、まだまだ高いと言えます。

MBAを取得して、何をやりたいか。これは、エッセイを準備する際に再三 絞り込む訳ですがそれでもなお現地で触れ合う新しい世界を目の前にすると、そうした留学前のベクトルというのは簡単に揺らいでしまうものなのかも知れません。

お互いに誓ったのは、「勝負はここからだ」という事。環境の変化に惑わされず、それでも自分の柱を見失わず、頑張っていこうと決意を新たにする一日でした。

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