鎌倉ライフリッチ研究所 Ver 3.70 | 人生を、豊かに生きよう。

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巨大企業と個人の矜持~映画「沈まぬ太陽」

沈まぬ太陽

封切り直後に映画館へ足を運ぶのは久しぶりの事。 俳優陣の演技もさることながら、以前から山崎豊子さんの原作映画をぜひスクリーンで見たいと思っていたので川崎まで足を運びました。

現在の揺れる日航再建問題と、絶妙なタイミングで公開されたこの映画、社会問題的なテーゼだけでなく「企業組織の中で個人は何を軸に据えるべきか」について改めて考えさせられます。 ちょうど先日NHKの白洲次郎ドラマスペシャルを見終わったばかりですが、最近のドラマは何というか、「敗戦後」「妥協しない個人」が出てくる内容が多いなあ。

こちらのブログで、山崎さんへのインタビューが公開されています。

「金銭を失うこと。それはまた働いて蓄えればよい。
名誉を失うこと。名誉を挽回すれば、世の人は見直してくれるであろう。
勇気を失うこと。それはこの世に生まれてこなかった方がよかったであろう」

『沈まぬ太陽』『不毛地帯』原作者・山崎豊子さんインタビュー|すくらむ)より。

勇気を失わずに、社会と組織へ変革を問い、金銭を含めて正当に評価が与えられる個人の活躍できるモデル社会に、日本があって欲しいものです。

 

沈まぬ太陽(一?五) 合本版

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沈まぬ太陽 スタンダード・エディション(2枚組) [DVD]

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