ショッキングピンクな外見とは裏腹に、濃い読後感でした。
2020年の教科書(10年後も必要とされる人材になる方法) (フォレスト2545新書)
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菅下清廣
フォレスト出版
売り上げランキング: 40
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おすすめ度の平均:
違う分野それぞれの成功者の考え方がわかる! この著者だから書ける本
とても刺激的でした!!
管下さんの本を読むのはこれで2冊目で、「世界のマネーは東へ動き出した! (国際金融のトップしか知らない2010年~2011年の世界経済シナリオ)"」の読みやすく切れ味鋭い予測で、実は今回の本は即購入、その日のうちに読了でした。 マッキンゼー時代の大前研一さんが売り出し始められた80代に、既にメリルリンチのChairman's Clubメンバーだったというご実績や、その後もストラテジスト領域で卓越したポジションを確立されていた事、改めてビックリです。 本書で代表されるような様々な業界の方との人脈は、ご自身は本書の中では謙遜されていますが、積極的に異分野へのアンテナを鋭く立てた行動の賜物なんだろうなあと。
内容はといいますと、石田衣良さん、神田昌典さん、つんくさん等々の多々な分野の方との対談集ですが、「2010年に、10年後を見据えたビジネスビジョン・日本の姿」をメインテーマに語られています。 それぞれの方のビジネス観も興味深い上に、様々な角度から「日本の復活のために」何が必要か、という事が語られていて、将来の方向性への考察を深めるには大変有効な内容でした。起業を近い将来考えている読者には、得られるものが多いコンテンツだと思います。
あ、この本の内容とは関係ないですが、70~80年代に「R30」だった方って、声が大きく、積極的で、今の日本人とは異質な迫力を感じるのはRegainだけかしらん。