サステナブル(持続可能)、エコロジー(環境)、コミュニティ、WEB3.0 とくれば、時代はSOHOへ向かっている!と思い始めていた矢先に、DREAMGATE主催の対談イベントがあったので参加をしてきました。「the SOHO×ドリームゲート」のコラボレーションイベントで、サイバーエージジェント藤田晋さん、身近なところでは七里ガ浜のBills等をプロデュースする中村貞裕さんによる「ブームからスタイルへ。トレンドの作り方教えます」と称されたこのセッション。
場所は当然ながら中村さんプロデュースのThe SOHOでの開催なのですが、行ってみてまずそのセンセーショナルさに驚きました。言ってみれば、「将来の発展を予感させる場所、ただし今はガランドウ」な場所に忽然と現れたモダンアールデコな空間、みたいな。世界最大級のSOHOビル、と唄われるだけあって、壮観です。
この空間をプロデュースした中村さんのセンスをキーにした対談が進みます。ブームを過ぎて定着したものはスタイルへ。そして、それら「小波」を包み込む大きな「波」は外部の力で定義される、構築される、という点は家電業界での企画に身をおくRegainには共感できる話。 また、流れの速いIT業界においてはそうした「小波」が競合も含めてどれだけできるか、いつできるかを見極められる事がトレンドを把握するポイントである、という藤田さんのコメントもさらに共感度高し。どのようにブーム・スタイルを捉えるか、を過去のご自分のケースを例に展開される中村さんのトーク、そして同年代を代表する経営者としての藤田さんの洞察に富んだ会話の応酬は、全体的に大変楽しませて頂いた内容でした。Regain的には、藤田さんの「日本ではM&Aは加速しにくい。逆に、企業間のコラボレーションを促進するビジネスは可能性高い」という発言が興味深かったなあ。
湾岸警察署の隣に突然現れるモダンゴシックな建物。アメリカのハドソンホテルをモチーフにしたコンセプトとの事ですが、どちらかというとRegainがマイアミで暮らしていた時のアパートを彷彿、で親近感がものすごく高かった! 当時も海近物件だったのですが(笑)。こういう建物は、30年くらい経つと味が出てきたりすると思うんですよね~
ビル内部。中村さんいわく、「学ランの裏側をポップにしたみたいなイメージ」。
徹底的に、「コミュニティ」を意識した作りだなあと思います。グランドエントランスも、リラクセーションスペースも、常に人の往来をイメージした動線になっていて。特に天気の良い日は、外でコーヒーでも飲みながらビジネスのコラボレーションについて語り続けたくなる雰囲気。
最上階のバースペース。ここで飲むと、翌日の仕事に影響が出そうです(笑)
モデルルーム各種。 さすがに洗練されています。こういうクリエイティブなセンスに包まれながら仕事をするのは、気持ちよさそう~
こういう空間を、鎌倉でも実現したい。藤田さんが言っていたのですが、「WEBデザインはクリエイティブが専念できない環境にあると作りが粗雑になる」というのはまさにその通り、と思うのです。 SOHO, そして個人のデザイナー集団が実は多く、そして隠れ富裕層の多く出没するこの鎌倉・湘南の地で、コラボレーションを加速する
事業がやりたい!と改めて思わせられた今日の対談でした。 今回は逃してしまいましたが中村さんとは、チャンスがあればぜひゆっくりお話したい!