部長以外の参加メンバーが誰もおらず、緊急接待要員でした(笑)
一時期はネガティブな理由で有名になってしまい、その本来の持ち味が出し切れていなかったような気がするのですが、最近は店舗展開と併せて、再び往年の勢いを感じさせてくれる、「バンビーノ」的な雰囲気がいい意味で感じられるお気に入りのお店だったりもしますので願ったりかなったり。
実はこのエントリの主題はそこにあるのではなくって。
今回一緒に会食をした3PLのdirectorは出自はレバノンなのですが、幼くしてアメリカで生まれて大学までアメリカ人としての生活を送ってその後、一番自分にフィットする場所を探して結婚を経てイギリスのパスポートを得ることに至ったというライフバックグラウンド。
「なぜそこまでして?国籍を変える必要がある?」というRegainの質問に対して、酔っ払いながらも彼の口からでたコメントが大変興味深く。
「アメリカは、良い意味でも、悪い意味でも、自国が中心で、国民の生活は二の次。そこで一生生きようと決断しない限り、アメリカ国籍を持つ必要性を感じない。 レバノン国籍は、生きるという意味ではステータスと誇りを感じられない。 シンガポールと同じく生活コストは高いが、一番生活をrelaxできるのが、イギリスだと思った」
こんな感じで、自国籍を変えられる彼もすごいと思いますが、もっと根底にある「そうすることができるインフラ」を、活用できる術があってそれを一人の人間が活用できる事そのものが今の日本においてはまだ定着する考え方ではないよなあと。
例えば、ですが。
心の底から「ここだ!」って気に入った国があったとして国籍を変える決断を、ぼくはするだろうか?
日本が好き、鎌倉が好き、とは言いながらもそれって生きざまの「よしあし」を決められないから、「見かけ上楽な道」を選んでいるんじゃないだろうか?
そう思いながらも美味しいワインの杯を傾けていると、3国籍を持つ彼がガサゴソと取り出したのが、こちら。
COHIBA SIGLO VI 。 えええーーーーーー。
南米時代もこれを吸う事はかなりの気合いが必要だったのですが(お財布的に)、キミはどんだけライフリッチなの?
。。。。結果的に、部長とRegainはタクシーでヘロンヘロンになりながら帰宅の途に。
あああ。
またヨーロピアンマジックにやられてしまった。