鎌倉ライフリッチ研究所 Ver 3.70 | 人生を、豊かに生きよう。

ようこそいらっしゃいました。スローライフの聖地鎌倉へ移住して7年。グローバルビジネスやM&AどっぷりだったR40が一念発起。 ベンチャーでの仕事を通じた日々のビジネス視点だったり、観光に役立つ鎌倉の美味しいグルメ情報やイベント紹介をしてまーす。プロフィールはこちら(http://profile.hatena.ne.jp/hase263lich/)から。

台北當代藝術館

久しぶりの休日泊出張なのです。

少し時間が取れたので、前から行ってみたかった台北當代藝術館(MOCA)へ出かける事にしました。 日本統治時代の小学校を修復して作られたこの美術館、赤レンガの外見は、総統府や政府機関の建物と同じノスタルジックな雰囲気。

image 台湾は日本統治の時代に建てられた建造物が今もかなり残っていて、ここ台北當代藝術館もその一つ。西門紅楼台大醫院舊院なども設計した近藤十郎氏により、もともとは小学校として建てられたもの。その後、中華民国政府になってから1994年までは市役所として利用されていたものが、市役所の移転にあたって2001年に美術館として生まれ変わったという訳です。古跡再利用で成功した初めての美術館、、とパンフレットに書いてあります。 こちらによれば、当時40代前半だったであろう近藤氏。うーん。40代ですか。。感慨深い。

なんとなく東京駅を彷彿とさせる、クラシックな建物に見えますが、中は完全に現代アート。

ちなみに、入口にくっついてるように見える蝶々の群れ(↑)も、特別展示なのです。こちらも。

入場料はNT$50(=約150円)。 中に入ると、広い展示スペースのほかに、小部屋の展示スペースがいくつもあって、小学校の教室だったということがよく分かります。 今回の室内特別展示はこちらでした。

Two Trees - New Work Show of Yang Na and Mu Lei

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キモ面白い~。

“Super Superflat – Parody as attack”

こちらも展示。”Illustrious Illustrated” 民話や人気童話などを現代的に再定義。

中には、お洒落なミュージアムショップもあって、方力釣(ファン・リージュン)デザインの茶器セットなど、お洒落グッズなどが豊富に売られてます。 故宮に行ったことがある方は、二度目以降はこの美術館に来るのもいいかもです。アクセスしやすい場所ですし。

↓は、隣接のカフェ。

楽しそうに作品を鑑賞している台湾の若者たちを見てると現代美術が身近にあるんだなぁと感じます。 台北を歩いていて、ゴチャっと感があるのに現代感がそこかしこに感じられるのは色彩・建築のせいだなと改めて実感。