今期の予算計画は、2月頃に最終承認をされてその直後に震災が。
どこも同じかもしれませんが、Regainの事業部門では関連工場・製造事業所などが直接的な被害を受けたために予算の再計画が急ピッチで進められているのですが、一向にはかどりません。 メディアで報じられている通り、製造場所だけでなく材料そのものや調達インフラが止まっているのは勿論のこと、生産品の品質レベル自体がコントロールできないと言うような状態で、まさに「再創業」に近い製品カテゴリーも多くあったりします。
こうした製品の市場が日本だけならいいのですが、競合は全世界に。
復興、がんばろうよ、という声を否定するつもりは全くありませんが、5年後、10年後を見据えたビジネスプランを描かなければ、既存の延長線上に存在する市場から遅れをとることは勿論のこと、震災前と同等のポジション、或いは中期スパンで描いていた成長曲線を叶える事は本当に難しく。
作り直すだけでは、ダメだ。 ここから、タネを捲いていかなきゃ、ダメだ。
最近、やけにそう思います。 ビジョンが、今ほど求められている時はありません。