プロってなんだろう。 自分自身の専門性で組織や社会に貢献できる存在である事は言うまでもないけど、それ以上にもっと判り易く独自の「付加価値」をどれだけ使って相手を喜ばせられるか、なんじゃないかなあと思いつつ幾つかのプロジェクトをこなす今日この頃です。
そんな中でふと思い出したのがこちら。 Nate JamesってUKソウルでは有名(というか、日本でもすっかり有名になってたんですね)なシンガーですが、彼がカヴァーする楽曲で、彼ならではのオリジナリテ=ユニークネスと、原曲=普遍的な心に訴えかける何か(ホメすぎか、)を見事に一つのパッケージに仕上げる一作。 全てを独創で世の中に問うのも一つの素晴らしさですが、彼のように確固たる自分なりのポジションを確立して、少しだけそこから「遊んで楽しんでみる」ことも一つの重要な付加価値 = プロの「仕業」なんだなあと。
(2009-03-18) Nate James “Revival”
1."Ain't No Stoppin' Us Now" (McFadden & Whitehead)
2."Labour Of Love" (Hue & Cry)
3."Faith"(George Michael)
4.”Because I Love You” (Stevie B.)
5.”Family Affair” (Sly&The Family Stone)
6."Higher Ground"(Stevie Wonder)
7."Feel So High"(Des’ree)
8.”Sexual Healing”(Marvin Gaye)
9.”Give Me The Night”(George Benson)
10.”Runaway”(Nuyorican Soul)
11.”Ex-Factor” (Lauryn Hill)
カヴァーで色あせないアルバムって余り沢山知らないんですが、このアルバムを聞いていると僕ら組織人がどうやって付加価値を出していったらよいかと考えさせられる一枚です。 あ、僕だけか。。。
っていうか、単に好きなだけかもしれないけど。