鎌倉ライフリッチ研究所 Ver 3.70 | 人生を、豊かに生きよう。

ようこそいらっしゃいました。スローライフの聖地鎌倉へ移住して7年。グローバルビジネスやM&AどっぷりだったR40が一念発起。 ベンチャーでの仕事を通じた日々のビジネス視点だったり、観光に役立つ鎌倉の美味しいグルメ情報やイベント紹介をしてまーす。プロフィールはこちら(http://profile.hatena.ne.jp/hase263lich/)から。

探すもの、創るもの

 

同じ大学と会社を経験し、そして今も同じ業界に身を置く友人が実家へ帰省するとの連絡を受け、静岡は三島へ行ってきました。 今回はRegainのちょっとした報告・相談がメインの内容だったのですがこの場所へ来るたびに何か「節目」のようなものを感じさせるイベントが周囲で起こる時期だなあと(因果関係は逆かもしれませんが)思われてなりません。

彼と会ったのは、かれこれ3~4年以上は昔の事になります。 M&Aに近いフィールドで金融を極めたいとする彼と、事業部門でオペレーション構築系を食いぶちにするRegainとでは目指すべきキャリアが異なるように思えますが 「グローバルなビジネス環境で日本を相対化できる視野を持ちながら、在籍する会社の変革・成長に力を注ぎたい」 という言ってみれば「キャリアの向こうにあるもの」がベクトルとして同じ方向に向かっている事もあり、久しぶりの対面ながらも一気にブランクを埋めてくれるような濃密な時間を過ごさせて貰いました。

カルチャーは異なれど企業サイズでいればほぼ同様の2社に身を置く中で二人とも強く感じるのは、日本企業の中の「組織力」「求心的なイニシアチブ」を率先してゆくパワーリーダーの存在が非常に少ない気がする、という点でした。 「その仕事は私の担当ではありません」的なお役所仕事をベースにした奇妙な効率化の蔓延だったり、リスクに対して消極的な個々人の動きが全体としての業務スピードや更には経営判断に影響を与えるレベルで停滞を催したりと、日本企業ってこのまま生き残っていけるんだろうか?的な懸念を広く共有する一方で、だからこそ単なるビジョナリストではなく「全体視点で徹底して仕事をやり遂げる、どんどん業務範囲外に対しても首を突っ込みながら」という姿勢が必要だねえという点において強く共感しながらあっという間に2時間強が過ぎて行きました。

あ。 今回 再会の場所になったこちら。 雰囲気が最高です。 1年ほど前にオープンしたそうですが、三島にこんなところが有ったのか!と二人して驚く隠れ家的な素敵なスペースでした。 伊豆や富士登山で三島を経由される方々、ちょっと一休みに使われてみては。