ちょっとした募集案内を紹介いただき、NHKの公開収録へ行ってまいりました。
見させていただいたのは、こちら。
普段はテレビをほとんど見ないRegainですが、「芸能人の社会体験」的なバラエティ要素から一歩踏み込んだドキュメンタリータッチで作られているこの番組、事前に調べた時点で結構好感度高し。 視聴者からの評価も高く、この4月4日からサードシーズンなんです。
今回は第1話目の収録に立ち会ったわけですが、驚いたことに撮影完了している「体験ドキュメンタリー」以外は、すべて一発勝負。
司会進行は中山ヒデさんと首藤アナで、落ち着いた印象はあるものの、収録の現場では芸能人を受け入れる側の企業担当者も居られるわけで、ホントにうまくいくのか?とか、リテイクやカットが絶対入るんじゃないのか?とか、半信半疑だったわけですが・・
いや、ホントに一発勝負だった(驚)。
。。。正直、中山ヒデさんの進行っぷりは素晴らしいものがありました。 スタッフの方に聞いたら、台本はタイムラインをチェックするための本当にラフ程度の内容で、撮影ぶっつけ本番までに軽く目を通して、イメージができるような代物ではないとのこと。 普段、芸能人、と呼ばれる方と接する機会はそうそうない訳ですが、ひしひしと伝わる「プロ感」には終始圧倒されっぱなしでした。
そして、もう一つ驚いたのが製作費。 番組予算というのはあるものの、実際に1本いくらで作られるのか、という観点でスタッフが番組を作ってる訳ではない(知らない)ということです。 よくよく聞いてみると、800万程度?のような話だったのですが、その金額規模感はともかくとして、事業会社で言われるような「全社員がコスト意識を持つ」世界とは全く異なる領域なんだねえと驚くことしきり。ま、経営と執行の分業が進んでいる、ということだと思いますけど。
気軽な気持ちで参加させていただいた公開収録でしたが、想像以上に得るものがあったということでわざわざ渋谷まで足を運んだ甲斐がありました。
機会があれば、別の収録にも行ってみた上で、この世界の「プロ感」をもう少し掘り下げてみたいものです。 また応募してみようっと。