知人にお招きを頂き、先週の日曜日に小坪漁港のお祭りに参加してきました。
そう、参加です。担がせて頂きました。
実は昨年も担がせて頂いており、今年が2度目。
とは言え、昨年は普段着のまま飛び入り参加だったのに比べて、今年は衣装含めて準備も抜かり無く、最初からご一緒させて頂きました。
ちょっと調べてみると、小坪と言う場所を上手く表現している方がいらっしゃったので引用させて頂きます(大ちゃんさん、お許し下さいませ);
逗子・小坪は正面に海、漁港を構え、背面には緑ゆたかな山を背負い、左右は小さな岬で区切られた入り江の小さな漁村だ。古くは鎌倉の南境・小坂郷としての地域で、史跡も多く静かでのどかな所だ。「吾妻鏡」に拠れば、源頼朝は伊豆時代の愛妾亀の前を住まわせ、それを妻政子が知る事になり、政子はその家を打ち壊してしまった、また二代将軍頼家が浜遊びをした記録がある。鎌倉の文化圏の一部だった。また昔は亀が産卵のために浜に上がって来ていたし、白鷺が舞う白鷺の浜と呼ばれていた時もあると言う。
(中略)
この日ばかりは他所で仕事をしている人も、都会で暮らしている人たちも多くが縁者を頼って里帰りする。海に魚がいなくなったと言う大人達も昨日までの厳しい顔付きは誰も見せない。五人一組で山車に乗った子供達も一ヶ月余りのお囃子の練習の成果を発揮する時だ、目つきが真剣だ、額には汗も出ている。鉦、笛、太鼓が時間の経過と共に大きく鳴り響く。側に付いている大人も子供達の両手に釘付けになっている。
・・まさにこんな感じの盛り上がり方で、そしてこんな感じの雰囲気なのです。
由比ケ浜や材木座が殺人的になる夏の季節でもどこか静かに、そして落ち着いた雰囲気を醸し出している町である一方、小坪漁港を中心とした海の歴史がある為にRegainみたいな「よそもの」に対しては厳しい視線を感じる気配もあるのですが、そんなのはどこでも一緒。
完全燃焼させて頂きました。
3日後(もうそろそろ)訪れる筋肉痛に若干ビビり気味ですが、本当によい経験をさせて貰いました。
来年も楽しませてもらえるといいなー。