【ご紹介】皮を愛する人たちと「ものづくり」 http://ift.tt/WSnYQp
Regainは皮が好きです。
というか、靴やかばんやら、磨きあがったツヤと、使い込んだ味わいを見るごとに、クラクラします。 独身のころには靴でいえばオールデンやエドワードグリーン、かばんでいえばハートマンなどなどにかなりお金をつぎ込みました。
そう。皮フェチ。エロエロです。
同じく皮を愛する知人の言葉を借りれば、「性的興奮すら覚える」というあの感覚がたまらんのです。別に皮に限らず、個人的な倒錯の世界って、だれに何を言われても気にならず、そんな自分がたまらなくいとおしいかったりもして、不思議なもんですね。
ここ鎌倉にも、素敵なレザーメイドの品を作る・売るお店はたくさんあるのですが、先日お邪魔した井手さんのお宅でご面識をいただいた方から、ご紹介いただいたのがこちら。
靴産業発祥のまち、浅草。
そして、このA-ROUND(エーラウンド)は浅草エリア一帯で開催される、ものづくりのフェスティバル。昨年の11月に大盛況のうちにフェスは終了したそうで、期間中は、ものづくりマーケット、町工場見学、ワークショップなど100の催しが開催されたとのことで、皮フェチにはたまらないイベントです。
思い起こせば昨年は、事業立ち上げのプロジェクトで、こうした「外の世界」に目を向けることを全くしていなかった・・悔やまれます。
海外の皮革製品に傾倒していた当時のRegainは、国産の靴や皮革製品が正直、あまり好きではありませんでした。なんというか、「エロさを感じない」ものばかりだったからです。
でも、今は全然違います。皮を、というかそれぞれのカテゴリーで皮を愛する人たちが、徹底的にグローバルを意識して作りこんだ製品の数々は、世界でも屈指の「エロさ」を持っていると思ってます。
その意味で、「地域」×「伝統産業」×「ハイテク」による革新的な製品が、ここ浅草からは、これからもどんどん作られて、そして発信されてゆくんじゃないでしょうか。
あ、ちょっと真面目に思ってることが。
クラフト系のものづくりはで生まれた独創的なアイデアというのは、およそ1点ものの性格を帯びる関係でなかなかマネタイズが容易ではないというのが従来(旧来)の考え方でした。
そこで課題となるのは、資金とユーザー数の定義。どれだけ作って、いくら必要になるのかという点が、コストとの見合いで非常に判断しづらかったわけですが、今はクラウドファンディングがそのボトルネックをかなり解消してくれます。
こうした取り組みが、もっと日本から世界へ発信、つながっていったら素敵だなーと想いを馳せるRegainでした。