鎌倉ライフリッチ研究所 Ver 3.70 | 人生を、豊かに生きよう。

ようこそいらっしゃいました。スローライフの聖地鎌倉へ移住して7年。グローバルビジネスやM&AどっぷりだったR40が一念発起。 ベンチャーでの仕事を通じた日々のビジネス視点だったり、観光に役立つ鎌倉の美味しいグルメ情報やイベント紹介をしてまーす。プロフィールはこちら(http://profile.hatena.ne.jp/hase263lich/)から。

祝 FABLAB浜松 誕生!

 先の7/27(日)、浜松へひとっとびしてきました。

 

実は、前からじっくり見たかったドキュメンタリー「Maker」の上映会と、FABLAB浜松の説明会(結成会)が開催されると聞きつけ、どうしても足を延ばしたくなり。

「本場」アメリカにおけるMakerムーブメントの今を追いかけることに興味があったというよりも、日本でそれがどう興味を持たれているのか?についての関心の方がRegain的には高かったのですが、参加して本当によかったです。

 

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Take Spaceの竹村さん。

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メイカーズムーブメントの熱気感じられる素晴らしい結成会で、これから、ここからひとが「つながり」、「なにか」が生まれてゆく伊吹を感じました!

 

Documentary Film「Maker」ですが、こちらも見ごたえ十分。

 

 

およそMakersの「作品」は、オープンソースを前提としていて「模倣は当然」の世界なのですが、それ自体は課題でもなんでもなく、「コミュニティの形成」とそこから生まれる「カルチャー」が大事なのだ、というくだりは、Makers Movementが産業の萌芽というよりは文化の成立なのだ、という風に再認識できてこれが一番大きな収穫だったかなと。

 

作品中でも言われていましたが、アメリカにはかつて「ホットロッド文化」もあり、「DIYer(日曜大工愛好家)」「Tinkerer(機械いじり愛好家)」という「趣味の領域」に属するひとたちがいるわけですが、それと「Geek(ガジェット・ネット大好き)」やさらには「Nerd」が融合・共存をしているのが今のMakers Movementの一側面。

 

そうした「アメリカ的」文化が、フィルム中でも指摘されているMakers Movementの汎用性・拡張性の高いエコシステム(以下)で「しくみ」として回り始めた感を非常に強く受けました。

■ Makers Movementのエコシステム

  • Education
  • Prototyping
  • Cloudfunding
  • Manufacturing

(GeekとNERDの違いは ↓ がわかりやすい)


From: MastersInIt.org

 

こうしたマクロ的な視座の考え方は、いろんな人がいろんな意見がありそうですが、結局このムーブメントは「人」の内面が主体になっていて「やりたい」「つくりたい」をどう実現させるか=「なにを、つくるか」に尽きます。

富士山のふもと、素晴らしい活動が加速すること、楽しみにしながら静岡を後にさせていただきました。

いやー、楽しかった。

 

(以下、当日のフライヤー。「浜松ハック!」面白そうです・・)

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