今回の台風15号には本当、やられてしまった。
前後に夏季休暇を取得して、石垣島でも行こうかねと最初の頃には話していたんだけど
台風が通過するからということで取りやめ、その後伊豆への日帰り旅行や近所の散策でゆったりとした時間を過ごした日曜日。
午前中にはサイズの上がってきた波を堪能し、「いや、これから台風か。植木と自転車をしまっておかなきゃな」的な軽い感じで整理を終えて眠りについた。
就寝前に見ていたテレビでは、小田原などの豪雨の様子が流れており、「これはひどいかもなあ」と感じつつもやはりノンキな感覚。
・・・まず最初に聞こえたのは、家がきしむ音だった。
ギギギ、グググと、どこから音がしているのか想像も付かないが、風で家が揺らされているのが判る。
夏は和室で寝ることにしているのだけど、和室からベランダに出るガラス扉あたりから突如「ビシッ」という鞭で叩きつけられたような音。
なんだろうこれ・・と思いながら起き上がって外を見ると、約3メートルくらいには育った、自宅の庭のオリーブの木が倒れんばかりに傾いでいる。
そして、よく見ると、空中をペットボトルや何やら、色々なものが雨と一緒に舞っている。
雨は、雨の音ではなく、小石を打ちつけるような音で外壁に激突して今にも穴が空いてしまいそうな恐怖感。
こ、これは真剣にヤバイんじゃないか。
でも逃げる所もないし、まずは横になって落ち着こうと目を閉じたところで、
「パキーン」と言う音。何かわからないが、ともかく家に何かの損傷があったようだ。
その後、「ガキっ」「ザザザザザ」などの意味不明な音が一晩中続き、結局 未明から明け方までは一睡もできなかったような記憶。
そして、、、翌朝。
オリーブの木が、倒れていた。うわー。ウッドデッキにもダメージありそう。
隣の家に倒れなくて本当に良かった。
あれ?リビングの電気がつかない。
おや?温水が出ない。
外に出て様子を見ると、隣家の奥様が「これ、お宅のですよきっと」と持ってきたのは見たこともない鉄製のパネル的なもの。
奥様曰く、昨晩の影響で我が家の屋根パネルの一部が隣家の庭に飛んだんだそうだ。
隣家は2階のリビングから3階のテラスに出られるようになっているので、そこから我が家のものだと特定できたようだ。
うわー。
そして・・オリーブの木・・。これは、もう無理でしょ。
約10年、一緒に育ってきた大切な木だったのだが、見るも無残な倒れ方。
悲しさというよりは、呆然。そして、ウッドデッキがおそらくオリーブの木の重さでバランスが崩れ、歪んでしまっている。
修理にどれくらいかかるのだろうか。。
これは、少なくとも1週間は復旧に時間が必要だろうか。いや、そんな短期間じゃ済まないぞ。
<我が家の被害>
- 屋根の吹き飛び(はがれ)
- 倒木、及びウッドデッキの損傷
- 2階和室、ベランダへのガラス扉 ひび割れ
- 給湯器 損傷(風水での侵食?)
- 雨どい損傷(割れ)
- リビングダウンライト 点灯せず
・・はてさて、保険でどのくらい戻せるのか・・。
つか、風呂、入れないのか!
雨が降ったら、屋根がはがれた箇所から更に浸水して雨漏りか!
これは・・・