Regainの属する部署も既に設立から5年以上が経過し、既に社内ベンチャーとは呼べません。組織創立から現在にいたるまで、利益創出と市場シェア獲得をどうやってIT産業のスピードで持続的に実践するか?を、企画・マーケティング・各種プロジェクトなどを経て考え続けてきたのですが、年始に向けて事業戦略=経営戦略的な視点でフレームワークを整理したいな、と思っていた矢先に出版されたこの書籍。 一部の書店では在庫切れになったりして。
日本経済新聞出版社
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経営戦略を理解し、自分の頭で考える
経営戦略について知識を再整理する為の書籍
今まで読んだ経営論の書物の中で最も実践的な知恵に満ちている
ビジネスや組織・社会の背後にあるメカニズムをいかに捉えるか
30~40代前半のミドルポジションやプロジェクトマネージャが目を通すと、大変参考になる書籍だと思います。
第一部の経営戦略論の5つのレビューは、個別の戦略概論としても有用ですが、改めてそれぞれを有機的に自分の頭の中で「こびとを作って」徹底的に考え抜く(第二部)為に大変よく整理されています。また、第三部で中心課題として、大企業組織の中で具体的に戦略展開を実践する際に陥りがちなエラーケースが幾つか紹介されており、自分のビジネスユニット・組織に照らして考えさせられること多く。個人的には、第一部の明瞭さと比較して、ある意味定性的な要素が多くなる第二部以降に若干の読みづらさを感じたのですが、これはRegainの理解度不足という事で改めて読み直す必要性を感じました。
ふっと気づいたのは、経営戦略と人生戦略はよく似て非なるものか、という事ですかね。前者は組織の中で(少なくとも企業である限り)最適なドメインに向かって進む方向性が議論しやすいのに対し、人生戦略は自分が置かれている以外の外部環境へ目を向けながらというよりも、非常に限られた選択肢・環境の中で最適解を見つけざるを得ないかなと。だからこそ、個人の人生戦略は常に外部への接点を広く持ち、鋭い取捨選択眼を養っておかなければ停滞してしまうのかな、と。
<紹介文献:今後読む>
日経BP社
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時代を画するブレイクスルーを実現したリーダーの思考とは?
あのクロネコの話
誠実に
久しぶりに線をひきながら読みました。
東洋経済新報社
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無責任な当事者の発言かも?
怜悧な改革者
大企業病との戦いという視点でも有用
国鉄改革はまだ終わっていない