よく晴れた日曜日。 散歩に繰り出しながら先日読了した一冊を思い出してました。中間管理職の仕事は、「どうやって上手くやるか・人に動いてもらうか、に尽きる」。スキルアップの延長線上にキャリアが見えてくる、というのは間違いであると知りつつも、世にあまたあるビジネス書を消費してゆくことを読まないと不安でしょうがない気にさせられる世の中を若干恨めしく思ったりもします。
自然体で生活したい、っていうのと、人に接する際に気持ちよく自分を受け入れて貰いたい、って全く別物が並存する中でビジネスする中においては英語の方がナンボかやり易かったりする事も多いですが本質は同じ。
どんな状況でも、どうやって人に動いてもらうかを考える事っていうのは、感謝や、謙虚など「美徳」だけでなく自分がどう受け入れられているかを良く知る事に通じるんですね。ビジネスツールとしての「演技」。大上段に振りかぶる内容では決してなく、日々の生活の中で使ってこそ有効なのか、と改めて目からうろこでした。
チームビルディング・ファシリテーションにも有効ですし、リーダーシップをやさしく噛み砕いてくれる良書に出会えました。
吉田さん、いつかお会いしたいなあ。
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吉田 順
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