先日の鎌倉投信対談&BBQでお会いした荻野淳也さんと品川でランチ!
荻野さんは経営者・ビジネスリーダー向けの「ヒーローズ・コーチング」をコンピタンスとするLifestyle PRODUCEをご経営。 (お写真はHPから拝借しました)
フランス・アメリカ人のメンバーから成るインターナショナルコーチングチームを擁し、外資系企業へのサービスを展開している点などは、日本ならではのきめ細かさと、グローバル性を絶妙に取り入れた、新しい密着型("グローカル")サービスと言えるかもしれません。
これからの会社、組織の在り方で重要なのは、第一線で頑張っている経営者・ビジネスリーダーが、本来の自分らしさに気付き、それを中心軸としたライフスタイルを築くこと。
これ、LifestylePRODUCEのHPから抜粋です。 企業理念・社是に近いと思うのですが大変に共感度が高し。
中心軸、という言葉は非常に大事だと思っていて、サラリーマンであろうが企業経営者であろうが、マネジメントであろうがなかろうが、これがあるかないかで「働き満足度」=「ブレのない職業人」としての根本が決まるんだと思っています。現代人がヒーローズ・ストーリーというか自分にフィットした絶対的な英雄譚を喪失して既に久しい。 Regain自身、大学で宗教学・文化人類学を専攻していたので良く判ります。 僕たちは、「人生の成長物語」を常に欲していながら、雑多な情報や娯楽でそれを適当にごまかしている訳です。
いわゆるセラピーなどではよく使われる英雄譚への回帰。 普通に暮らしている「つもり」の僕らは、単に目を背けて暮らしているだけかもしれない。自分だけの理想の英雄譚を持ち、それに向かって行く事。できそうで、できない事なのです。(Regainもできてない。。)
対談というか雑談というか、ランチではRegainが現在在籍する家電メーカーの復活期待ネタから、現在の荻野さんのご活躍の話まで1時間という限られた時間ではありましたが大変濃密なお時間を過ごさせて頂きました。
こうやって、サラリーマンではなく自分の足で立っている方とお話するにつけ、起業に向けた自分のビジョンが少しずつ先鋭化されている(煽られている?)のが判ります。 本日の目からウロコだったのは、鎌倉ならではの、Liferich研究所ならではの家電、わくわくさせるようなエレキを作れないか、という話。正直、ビジネスを始める際は知識サービス(コンサルティング)に近い方向性か、というのが自分の思考だっただけに大変新しい視点でした。
今の日本における電機・家電メーカーでは、できない事をやってみる、というのは超面白い発想。
もしかすると、そんなのできねーよ、的に無意識に諦めてしまっていたのかも。 類似の例でいえばAmadanaがそれに近いのですが、使う人に愛着を超えた喜びや幸せ感、温かみを感じさせる家電って面白いかも、と。 ビジネスプランを真剣に作ってみる事にしたいと思います。
皆さんは、鎌倉発の家電メーカーがあるとしたら、どんなものを期待しますか?