9月も半ばに入り、これまでの殺人的なかけもちプロジェクト体制が徐々に終わろうとして来ています。 投資案件も無事にclosing, 欧州域内での構造改革案件もなんとか軌道に乗り始め、インドの小生意気なビジネスパートナーもようやく折れ始めて なんとか10月は一息をつきたいところ。
常々、プロジェクトというのは、祭りの山車に似ているなあと思います。いわゆる本番=Go Liveに向けて必要な役割のメンバーがそれぞれに必要なミッションを認識し、自発的に動きながら、それぞれの活動をまとめ上げる事と、そのレビューを繰り返す事で、プロジェクト自体の進捗がどんどんスムーズになってゆく。 勿論、いいことばかりではないです。メンバーの突然の退職だったり、カウンターパートナーの方針が突然変わってしまったりと、不可抗力もありますが それらを乗り越えて実現させる盛り上がり感。
そのピークを感じる時っていうのは何とも言えない高揚感があります。メンバーのみんなが、少しだけ、でも心から誇らしげな顔をしています。
プロジェクトマネジャーやってて良かった、と思える瞬間ですかね。
他方、それらのプロジェクトが重なっていればいるほど、終わるのもほぼ同時期な訳で。、 一つずつ、だけど潮が引くかのように静かに完了してゆくプロジェクトの纏めをやっていると、祭りの後の火照った脳味噌の中にちょっぴり宿る寂しさみたいなものを感じたりします。
あ。 また新しいお祭りが始まる雰囲気です。 戦々恐々。