宿泊中のホテルで、結婚式が。 インドでは春と秋がシーズンなのです。
インドの人口、約12億人。日本の約10倍。面積は約9倍。 地方により異なる複数の言語が使用され、宗教やコミュニティ、階級によりライフスタイルが異なるその様はまるで、一つの国というよりは、ヨーロッパ共同体のような存在感なインドな訳ですが、ホテルマネージャー曰く近年の成長に伴い高級ホテルでの結婚式が大変に増えているとか。
そうは言っても文化や生活習慣が多様性に富んでいるインドで、「一般的な結婚式」とひとくくりに表現するのは大変に難しい訳で、ただ、非常に重要な行事として盛大に行われ、それぞれの階級に応じた多額のお金と多くの人々が参加する「ハレの日」なのです。予算的にもピンキリで、今回ご厄介になった工場の管理職の方曰く、平均で$50K ~ $70Kは最低使うんだそうで。
Regainたち一行が宿泊するホテルは、セキュリティの関係上ハイクラスなので今回見ることのできた結婚式は非常に盛大なものでした。 華やかなライト、おそらく数百人は集まるであろうスペース。 賑やかなマーチングバンドの喧騒。
他の方々のサイトを見ていると、どうやら高級ホテルでのセレモニーを実施するような場合、数千万円はかかるようですが。。
伝統的なダウリー制度(花婿側へ、親が高額の持参金やら家財道具を贈呈する)とも相まって、ますます持って盛んなようです。
通りを一つ違えるだけで、こうした風景とは全く異なる雑然としたいわゆる「インド」が登場するのですが、写真を見ているとそんなことを全く感じさせない異世界がここにはあります。 とは言え、結婚はどの国でも人生の最大行事である事は間違いなく、そこに目を付けたビジネスもちゃっかりあったりします。 仮想妻を持てるサイドなんてものもあります。 結婚インドのNo.1 結婚紹介ポータルである「Bharat Matrimony」によるものなのですが、さすがインド。 男性目線な感じで、登録すればタイプの異なる4人の女性からメッセージが届くというもの。 凄いですねえ。