タコスの国。灼熱の地。テキーラ。それとも民族衣装?サッカー?プロレス?
メキシコという地は、日本からの距離と、その多様性から人により認知度がさまざまですが、この国の誇れるものの一つに、「音楽」があります。マリアッチに代表される民俗の生活に溶け込んだ形式と音楽との融合は、アメリカのソウルミュージックと通じる何かがあるなあとも思ったりします。
そんなメキシコ、実は日本とのファーストコンタクトは1609年(400年前!!!)、千葉の御宿にメキシコの帆船が漂着して以降の関係性を知ったとき、Regainは驚きました。 メキシコに駐在した事のあるRegainですが、そんな事があったとはつゆ知らず 当時はテキーラを飲みまくっていました。。。
その400年を記念して、大変面白いイベントが開催されます。
日本メキシコ友好400年記念特別企画 「メキシコ音楽祭2009」
5月8日(金) 18:30開演 会場 :紀尾井ホール
5月5日(火・祝) 18:30開演 会場 銀行文化プラザ音楽ホール
一人の日本人が現代に蘇らせる日本とメキシコのコラボ、といっても過言ではないでしょう。 黒沼ユリ子さん、という方をご存知の方は少ないと思います。 高度成長期の日本に、こんなスゴいアーティストが世界で活動していたというのは驚嘆。
1956年:日本音楽コンクールで第1位&特賞
1958年:プラハ音楽芸術アカデミーに入学
1960年:プラハ現代音楽コンクールで第1位
1962年:栄誉賞つきディプロマを得て首席で卒業
1980年:メキシコシティに「アカデミア・ユリコ・クロヌマ」を開校
1970年:チェコスロバキア政府よリ「演奏芸術家賞」
1974年:チェコスロバキア政府よリ「スメタナ・メダル」
1980年:メキシコシティに「アカデミア・ユリコ・クロヌマ」を開校
1986年:メキシコ政府より「アステカの鷹勲章」を受賞
1992年:国際交流基金よリ「国際交流奨励賞」
2008年:メキシコ音楽界最高の栄誉、モーツアルト・メダルを受賞。
Regainは黒沼さんの音楽を聴いた事はありませんでした。が、音楽性よりも、彼女の世界級なライフスタイル(造語ですかね)にものすごく魅かれますし、尊敬の念を抱きます。 小澤征爾さんがブザンソン指揮者コンクールで受賞したのが1959年。 進出が早かった、ソニーによりアメリカ法人が設立されたのが1960年。 日頃ビジネスの世界に生き、ビジネスの側面からしか戦後~高度成長期を見ない傾向にあるRegainには、目からウロコの事実でした。 その彼女の格言が振るってます。
”No hay mal que por bien no venga” (幸せのみに不運はやってくる。)
日本の「七転び八起き」に似てます。
こうしたフロンティアスピリットと、生き様をRegainは規範としたいなあと。 話題が反れましたが、Regain聴きにいきます! 久しぶりに「シェリト・リンド」も聞きたいし。あ、黒沼さんのCDはamazon"でいくつか手に入るので購入してみますが、書籍もあったのでご紹介です。
主婦と生活社
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