ふいー!鎌倉トーストマスターズ(KTMC)のスピーチコンテスト、"Tall Tales Speech Contest"が終了。 Contestant(参加者)としてノミネートがあってから約4週間ほど時間があったのですが、お題に悩む、悩む。。 "Tall Tales"というのはいわゆる「ほら吹き話」です。開拓時代のアメリカで一攫千金を夢見る強者たちが、ヒマ潰し&自慢話を始めたのがきっかけだとか。 KATOHDB:アメリカ社会におけるtall-taleについてがその背景と分析に詳しいです。
日本では、民話・説話などの形態をとった類型が多々存在するのですが、、現代社会でこんな話あまり考えない!というか、仕事に追われて考える余裕がない!
なので、、、よい機会なのです。トーストマスターズの良い所は、様々な職業の人が集まるだけでなく、年齢構成もバラエティに富んでいるので、普段会社でプレゼンテーションをするのとはまったく違う視点、言い換えると聴衆をどう魅了するのがよいのか(ウケてもらえるか)?に関して真剣に考える事ができます。 Divisionにもよりますが、ここ鎌倉の場合は比較的年齢層が高めなので、全ての聴衆に伝わるトピックの選び方から、起承転結、声の表現、、などなどおそらく他のクラブとは違う意味で難易度が高いような気がしています。 英語でしゃべる、と事を目的とするのではなく そのさらに先を行く「自分をどう表現するか」という点では質の高い練習ができますよ、ホント。 副業本などで、「セミナーを開催して、人の輪を広げてゆく」というのがありますが、かなりそれに近いトレーニングを楽しみながら実践できるような気がしています。
という事で、Regain悩みました。WEBで拾っても、本屋や図書館でも、参考になるようなものが有りそうで、ない。 テレビで流れているお笑い芸人のネタは使えそうで、使えないし。 結局ネタを数個 見繕ったうえで、一番 ドラマティックで身近な話題&ちょっとローカルな要素も盛り込めるものが一番よいのか、という事で、現代版浦島太郎(=Regain)をモチーフにした、"Everything changed!!!"というスピーチをしました。 ネタを絞り切ったのが前日の深夜だったので、話し始めるまでは心臓バクバクだったのですが、いざ始めてみれば吹っ切れるものですね。 計5名の参加者だったのですが、他の4名の方も個性あふれる本当に素晴らしい「ありえへん話」を披露。 スピーチコンテストでこんなに面白いのは初めて。 最初の不安をよそに、盛り上げには大成功(自画自賛)したので、本人としては大満足。 今回の反省点は、タイムマネジメントをしっかりすること、事前の準備をキッチリする事。 次回(来年)、また挑戦してみたい!!
ネタ探しの際に参考になったもの・海外のContestで面白いものが有ったのでご紹介しておきます。 個人的には、"Bigmouth Billy Benson"がおススメ。