今週は台湾最大のイベントと言って差し支えない、Computexが始まります。
この期間の台北市内は道路・ホテル・レストラン・夜のお店全てがこのイベントの為に調整されると言っても過言ではないと思います。
全ての料金が “Computex価格”に高騰するのはアメリカのCESさながら。 台湾ブランド勢が満を持して脚光を浴びる年として注目されている今年のComputexは、コモディティ化の進むIT家電系業界において、ブランドの冠を外した、数年先のトレンドを観るのに相当面白い内容になると断言して間違いないでしょう。
特に、タブレットPC・Smartphone等台湾勢がOEM/ODMで仕掛ける業界のトレンドと、それらのForm factor自体が加速させるデザインのStandardizationによって一層 このイベントの重要性を増しているように思われてなりません。
残念ながらRegain今回は参加できないのですが、各種レポートを楽しみに待つ事にします。
IVSで確認した通り、リテール向けプラットフォームとしてのTablet/Smartphoneが全く新しい地平を切り開くとすれば、それらを見据えたハードウェアの可能性を見られるのがこの2011年のComputex。 家電業界は言うに及ばず、およそ”Smart”と名のつく製品に従事する関係者は絶対に今年は観ておくべき!