早起きも約1ヶ月、なんとか継続できるようになりました。
こちらのエントリで書いたような、「理想の早起き」にはまだちょっと遠いですが、それに近い形の早朝の時間の過ごし方ができていることについては、結構満足感があるなーと振り返ることしきり。
一方で、自分はなんで(&どのようにして)「早起き」を続けられているのか、という点をちょっと考えてみました。
成功イメージとか手帳は実はあんまり駆使していない
もちろんゴールとしては「豊かな時間を手に入れること」であり、その実現の為に必要なツール(目覚まし)や、手段(早朝散歩)などは今回の「早起き」にとって不可欠なものだと思います。ただ、それだけでは不十分だったろうなーと考えています。
目覚まし変えたって、すぐに慣れるし、早朝散歩だって、雨がふったらできません。
自分でコントロールできる要素は実はそんなに多くない。
また、続けるにあたり意識していたのは、よく成功本に書いてあるような「実現できた状態を強烈にイメージする」というものでもありませんでした。イメージ化が足りないのかもしれませんが、自分の中への「刷り込み」だけでは、過去何度もいろいろな挑戦をした結果、上手くは行かなかったのです。
加えて言えば、これまた成功本にあるような「実現したいことを手帳に書いて眺める」ことも、今回は行っていません。 もちろん、手帳にそれは(他の目標と併せて)書いてありますし、見返す事は週にいちど位はあるのですが、「毎日見る」ようなこともしてません。
他者の存在が必要だろうと思うのです
じゃ、何をしていたかというと、、、「ライバルを意識する」でした。
- 早朝に記事をアップしているブロガーさん(面識の有無に関係なし)。
- 散歩で出会うおばあちゃん。
が、その代表格なのですが、じつはもう一人、不思議と意識するようになったのが、
イチローさんでした。どういう風に意識していたかというと;
- 目覚ましを止める際に、打席に入っている彼を意識する
- 起き上がるまでの数分感、まどろみながら、彼がトレーニングしている姿
- 起き上がってぼーっとしている間は、彼がカレーを食べている姿
・・・みたいな感じです。なぜイチローさんなのかは全く持って不明です。
自分で「選んだ」訳ではなく、早起きを始めてから数日後に突然意識するようになりました。数日後と言えば、自分のテンションも比較的高いし、習慣を続けるにあたって「材料」を意識的にせよ無意識的にせよ、加える必要もないのに・・なぜでしょうね。
ただ、なぜか強烈に「いまのオレにとっての早起きは、イチローのトレーニングばりに難易度高いんだ・・」「負けてたまるかちきしょー」という、奇妙なライバル感を持って起き上がることが、この1週間ほど非常に多かったように思います。
切迫感が大事なのかなー。
言えるのは、自分が起きにくい時、意識的に彼をイメージすることで、「起きなきゃ」という切迫感というか切実感というか、そういうものが非常に強く湧くようになったのは確かだ、ということです。
おそらく、他の習慣化のプロセスでもライバルの存在って必要なんだと思います。時には意識的に、時には無意識で設定する事になるのでしょうけど、今回の早起きを通じて、意識的に設定した方がむしろいいのでは?と思うようになった次第。
もしかすると、目標設定を自分だけでは完結できない、よわーい人間ならではの動機付けの方法なのかもしれませんが・・・
・・・と、ここまで書いてきて。
身体の慣れが必要な行動は「3ヶ月」続ければ習慣になります(身体習慣)
行動が「習慣化」するのにかかる時間まとめ◆読書、早起き、運動ほか - NAVER まとめ
げーっ。
まだまだ「習慣化」を偉そうに語るのにはほど遠いか、と改めて気づかされました。
引き続き、イチローさんにお世話になりながら、早起き続けまーす。