今日はお休みの方も多いのではないでしょうか。
今朝の湘南は波のコンディションも素晴らしく、素敵な4連休をお過ごしになっておられるかた、うらやましい限りです・・
もうスマホに飽きちゃった感もありますね
iPhone6は出だし好調な一方、ソニーの巨額赤字の原因として携帯電話事業の不振を挙げたりしている中、スマートフォンって今後どうなるんだろうという話を職場の同僚としていました。
基本的に、メーカー側の商品ラインナップはどこも概ね3年後までは基本戦略が(社内では)決まっており、それに従って製品戦略とか機能の追加とかを進めてゆくのが「常套」なのですが、今年からのトレンドってすごく読みにくいですねえという話でもあります。
昔のノートPCブーム終焉のころの、「冷めゆく熱気」を感じます
既に、国内では各社がガラケーから撤退を表明するなど、「スマートフォン」自体が市場の中ではデフォルト・飽和状態になりつつある現状。それは、むかしノートパソコンを外観とかデザインで差別化を狙いながらも結局差別化の根本要素にはなりえず、コストの観点からも収益モデルをうまく確立できなかった「かつて来た道」をそのまんま想像させてくれます。
一方で、実はデザイン性に対しては、国内外ともにガラケー機種は、本当に個性豊かな端末をリリースしてましたよね。 NOKIAの携帯機種は、未だに根強い人気を誇っていたりします。「自分が持つもの」としてのアイデンティティを明確化してくれる「もの」って、それが古かろうが、ある程度の普遍性とか嗜好性のツボにはまれば、まだまだ市場拡大の要素になるんじゃないかなーと考えてたりもしています。
Android端末が国内でガラケーを浸食しはじめた頃、各社とも「Android + ガラケー外観」を訴求しようとしてましたが、残念ながら今ひとつだった訳ですが、これからはスマートフォンが「スマート」ではなく当たり前になる環境になる中で、もういちどデザインというか形状にこだわった電話機種を見てみたいなあ、というのがRegainのユーザー目線での希望でもあったりします。
次は何なんでしょうね
でも、もしかすると、時代は次の「スマート」に既に移りはじめている感も少しずつですが実感としてありますよね。もはや「電話」自体の意匠にユーザーが期待する時代は終わりを告げて、もっとポータブルなデバイスこそが、次の時代の市場をつくるのかもしれません、という記事が、Market Eyewitnessの ”Internet of Things Industry - The Future is Now”によく纏まっているのですが、そうした「ネットに繋がる、次世代デバイス」=「Internet of Things」の市場が、もう一つの次世代産業であるロボットとどう絡まってくるのか、この1年くらいはすごく面白い変化があるのではーと思っています。
(画像は同サイトから引用しています)
まとめ
どうも書いていて、「おれはiPhoneまだ買わないぞ」の正当化のための理屈を並べている自分自身を見つけちゃって何だか気恥ずかしいですが、それでも、「デザイン的におもしろいスマホ」には期待したいですし、数年後にがらっと変わっているネット端末の世界、楽しみに夢想したいと思います。