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本当に世界一受けたい授業。ランディ・パウシュ教授『最後の授業』

あなたは何を、誰につたえたいと願うのか


「最後の授業」ランディ・パウシュ①~⑨

カーネギー・メロン大学コンピューターサイエンス学部のランディ・パウシュ教授が、7月25日に膵臓ガンで亡くなられた。享年47歳、亡くなるにはあまりにも早すぎる人物だった。

土曜日の朝からニュースサイトを見ているあなた。あなたにはきっと時間があるはずだ。その時間を10分だけでいい、私に預けて欲しい。ランディ・パウシュ教授の『最後の授業』を受けて欲しいのだ。

 私がランディの授業を受けたのは1ヶ月前。いつものようにニュースになるネタを探していた時、たまたまこの授業へのリンクを発見した。――『最後の授業』、私はそのタイトルに強く惹かれた。そして、このリンクを見つけたことを後に感謝した。

 授業の内容は素晴らしかった。インクレディブルとしか言いようがない。もしも、1年だけでもランディの講義を受けていたなら、私はいまごろ総理大臣になっていたかもしれない。それぐらい、ランディの『最後の授業』は衝撃を与えてくれた。

 ランディ・パウシュ教授は膵臓ガンに冒されている。文字通りの『最後の授業』を行った時の余命は、3ヶ月から半年。命の灯火が残り3ヶ月と分かった時、あなたは何を人に伝えたいだろうか?

 その答えのうち1つが、この『最後の授業』には詰まっている。授業は長いが、約10分ごとに分けられている。まずは、最初の8分の授業を受けて欲しい。知識もお金も何もいらない。ただ、Youtubeの動画を見るだけでいい。授業の続きを受けるかどうかは、最初の授業を受けたあなた次第だ。――ほとんどの人が、授業を最後まで受けるだろう。

私は、『最後の授業』を行ってくれたランディ・パウシュ教授に敬意を表する。そして、日本語字幕を用意してくれた中山典子さんにも、感謝したい。素晴らしい授業を受けさせてくれてありがとう。

 ランディの『最後の授業』が気に入った人は、授業の続きを綴った本、『最後の授業 ぼくの命があるうちに』を手に取って欲しい。今日の昼に本屋で購入したが、読んでいるうちに感極まって泣いてしまった。DVD付きとそうでないのがあるが、DVDの授業はYoutubeにアップされているのと同じだから好きな方を選ぶといいだろう。ランディが長生きすることを願っている。どうか残りの人生も楽しくありますように。

 

logmi.jp

最後の授業 ぼくの命があるうちに (SB文庫)

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