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鎌倉 名鐘めぐり(北鎌倉~鎌倉)

お寺には梵鐘がつきもの、梵鐘の大きさや装飾は寺の格とともに、その鐘を鋳造した鋳造師の思いが表現されています。 そのいくつか代表的な名鐘をめぐるコースです。

<コース:円覚寺→東慶寺→建長寺→鎌倉国宝館>


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<各所の説明>

1.円覚寺

山門の右手、130余の石段を上がったところにあります。正安3年(1301) 北条貞時の寄進で物部国光の作と伝えられ、国宝していされています。 高さ:259.5cm, 口径142cmで関東最大の大きさ。

梵鐘銘文 : 風調雨順 国泰民安 皇帝萬歳 重臣千秋

 2.東慶寺

山門を入って左手に。観応元年(1350)年の銘。もとは男子禁制の尼寺で、駆込み寺または縁切り寺と呼ばれた。鐘は他の寺から移られたものだが、円覚寺のものより小さく、やさしい雰囲気。

3.建長寺

三(山)門を入って右手。建長7年(1255)、北条時頼の寄進でできたもの。国宝。蓮弁や飛雲文、銘文などの美しさは関東一とも伝えられています。鎌倉大仏や鎌倉建長寺の梵鐘(国宝)の製作で知られた 、物部重光」 が鋳造。

 

4.鎌倉国宝館

北条時頼が、父である泰時の追善のために作ったと伝えられる、宝治2年(1248)銘の銅鐘が設置されています。もともとは大船の常楽寺にあるもので、建長寺・円覚寺の銅鐘とともに鎌倉3大銘鐘の一つとされています。国指定重要文化財。

 

それから、、浄智寺の鐘は、中国風の桜門の2階部分にあります。建長寺の途中に、ぜひこちらも。 海蔵寺の鐘桜は女性的な美しさが、そして竹寺で有名な報国寺の鐘桜の古風な雰囲気も独特の雰囲気です。

あ、観光名所の長谷寺にも文永元年(1264)、物部氏の作と伝えられる古鐘があります。

こちらは別のルートの時にでも。