鎌倉ライフリッチ研究所 Ver 3.70 | 人生を、豊かに生きよう。

ようこそいらっしゃいました。スローライフの聖地鎌倉へ移住して7年。グローバルビジネスやM&AどっぷりだったR40が一念発起。 ベンチャーでの仕事を通じた日々のビジネス視点だったり、観光に役立つ鎌倉の美味しいグルメ情報やイベント紹介をしてまーす。プロフィールはこちら(http://profile.hatena.ne.jp/hase263lich/)から。

ガテン系出張から帰国

 

前日に決まり翌朝のフライトで台湾へ、そして帰国も同じ感じで突然のハンドキャリーが決まって日本へ戻ってきました。

今回は、現地パートナーと日本側のコミュニケーションが不十分な事が根本にあり、その積もり積もった意思疎通のロスが引き起こした現地での収集作業と交通整理、そしてガス抜きが主目的となってしまったのが自分としては大変に不本意。

委託先は、手足でなくパートナー。 我々が希望することだけを伝えるのではなく、彼らが納得できるレベルで説明を行い、その上で急を要する内容であれば責任がどこにあるのか、なぜそうしなければいけないのかを(実務レベルが納得しない場合はトップに対して)ビジネス関係の中で理解をしてもらわなければなりません。

元来、プロジェクトリーダーというのはそうした全体をけん引する役割を担う非常に大きな責任を持つポジションですが、日本側が大企業・大組織であればあるほどに「神は細部に宿る」を徹底しつつも、あえて口出しすることをせずポイントを押さえてゆく能力というか、スキルが必要になります。 先天的に持っている人もいますし、そうでない人もいますが、「相手にどう判って貰うか」を考えていれば、時間はかかりますがそれ程に難しい事柄でもないのですが、得てして陥りがちな日本企業の誤謬。

英語という、お互いに母国語ではない言語でコミュニケーションするからこそ、委託元である我々が絶対に忘れるべきではない「基本中の基本」と改めて意を強くしました。 ひるがえって、経験者として自分がこれまでやってきた多少のノウハウを、どう伝えながらプロジェクト全体をサポートできるか、について深く考えさせられた出張でもあります。 自分で動いた方がはるかに速いですし収拾も速いのですが、今のRegainのポジションとしてはここが一番の悩みどころ。 またひとつ、新しい「乗り越え」が見つかりました。