1週目は職場の様子、2週目は業務の進め方、のような感じで徐々に新しい環境への適応を進めつつあるRegainですが3週目はそうした「外から中へ」感ではなくどっぷりと「アウトプット」を出す作業にいそしむ1週間になりました。
幸いなことに早速いくつかのプロジェクトにアサインしていただいている資料作成が主なタスクですが、事業会社と異なり、成果物は基本的に「情報」=プレゼン資料。 クライアントから受領した資料やデータを基に、提案書全体の構成と各ページの整合性、位置づけ、表現、といった部分について徹底的にレビューをかけながら仕上げてゆくことになります。文章でこう表現するとあたりまえのことのようですが、事業会社の時に「伝わればいい」と思っていた部分でさえも、「伝わらない場合」を想定した上で整合性をとってゆく作業はひたすら永遠的。
今週手がけていたのは過去の案件のレビューなのでRegain的にはMBAでケーススタディの発表をするのに似たような手順をイメージしていたのですが、その結論を次への提案まで落とし込む、まさに「レビューの結果をモレなく提案につなげてゆく」のは、コンサルならではの思考プロセスであり、プレゼン作成作業とも言えるかと思います。
先輩コンサル(同僚)と二人三脚でこの作業を進めているのですが、先輩コンサルはフレームワークや構成を、Regainは課題抽出を、みたいな役割分担で進めているわけですが、早くこの作業を一人でできるように過去のケースを頭の中に叩き込んでフレームワークの蓄積を急がなくては。 コンサルがコンサルたるゆえんは、その分野に対するプロフェッショナルな知見であることは自明ですが、Regainの場合はそれを「コンサル的に」どう活用してゆくか、という部分も含め、ようやく「試行錯誤のスタート」「やるべきことが判ってきた」を自覚できるようになってきた、そんな1週間でした。
2012年の抱負を書くころには、独り立ちできるようになっていたいものです。