リーマンブラザーズが破産法(Chapter 11)申請。
結局、かつての長銀劇のようにはいかず、誰も「ババを引く」事はしませんでした。
有望視されていたアジアの資金源も、さすがにハイリスクとして手を出せなかったですね。
リーマンブラザーズの負債総額は6130億ドル(日本円で約64兆円)・うち無担保分は1550億ドル(約16兆円)。直近で最大規模の倒産のワールド コムは410億ドル、エンロンは623億ドル。
不動産担保価格に対するレバレッジ(サブプライム)、という意味では日本のバブル時代を連想しますが、既に金融商品の隅々まで組み込まれた証券化スキームを抑制しない限りは将来ロスの最小化にはなりえません。
また、減税措置による消費拡大を意図した政府策が有る為、個人ベースのクレジットデフォルトも重なり、さらに資金流入スキームが国際化している為、私の理解を超えてしまっています。。
だれか教えて。。
こういう時は歴史を振り返るに限ります、という事でいくつかご紹介を。古いドキュメンタリーですが、考えさせられます。
宇野正美1989講演会「ユダヤが解るとアメリカが見えてくる」
おお、怖い。
そして今更ながら、ちゃんとサブプライムを理解し直そうと思い、サブプライム解体新書
にて勉強。。その後 米国破産に関する情報を Amrican Bankrupcy Institute (ABI) にて確認。
先行きますます不透明ですが、投資のチャンスでもあります。前向きに考えます。