5周年を迎える鎌倉音楽祭(鶴舞2010)、行ってきました(初参加)。
雨に見舞われることの多い例年に比べ、絶好の快晴(と言うか、開始までの時間が暑いこと。。)に恵まれ環境としては最高だったのではないでしょうか。
美しい自然と美しい日本の、うた。 (敬称略)Le Velvets、KAN, 川江美奈子、溝口肇、川井郁子、植村花菜, 平原綾香, JUJUらによるソロ・コラボレーションセッションを交えながらの進行で、大銀杏の倒伏と再生、そして5周年というテーマ性が良く組み合わさった素敵なコンサートでした。 (楽曲の詳細は、KAMAKURA遊人さんが掲載なさっておられるのでこちらをご参考ください)
猛暑にも関わらず、当然会場は満員御礼。
石段席から演奏を聴いていて、ステージからふと眼を上げると、木々の織りなすざわめきと、時折聞こえるセミの鳴き声、そしてパノラマ的に広がる八幡宮の景色が絶妙なコンビネーション。 特に、溝口さんと川井さんの演奏を聴いていて思ったのですが、弦楽器の響き渡る八幡宮の夜空、素晴らしいもんです。 パンフレットの冒頭挨拶に吉田宮司さんがお寄せになっていた、「(アーティスト)皆様の素晴らしいパフォーマンスが音霊、言霊となって境内に響きわたることでしょう。」という表現がまさに当てはまる、夏の夜空でした。
そしてもう一つ特筆すべきなのが今回の音楽祭、大銀杏の再生を願うテーマ曲とも言える楽曲「千枚の手のひらを」が作られた事でしょうか。 作詞作曲をなさった川江さん曰く、「銀杏の葉を手のひらに例えて、また沢山の手のひらが舞い降りるようなこの場所であって欲しい」思いを込めて作られたこの曲。音楽祭の最後には出演者全員によって唄われ、八幡宮の空へ昇って行きました。
来年は、どんな風に育った大銀杏がこの音楽祭を見守ってくれるのか、楽しみです。 今日の様子は、以下の放送でカバーされますのでこちらもご参考に!
■ 2010年9月5日(日)19:00~19:55 :TOKYO FMによる放送
■ 2010年10月3日(日) 19:00~21:00:TwellV(BS 12ch)ハイビジョン放送
■ 2010年10月4日(月)~11月3日(水)予定: ひかりTVハイビジョン放送
■ TOKYO MXによる放送(詳細は、MX公式HPでとの事)