ご存知の方には何をいまさら?なのかもしれません。
新参者の私には、非常に印象深く映ります。
私は、鎌倉に来るまでこんな素敵なコラボレーションがあったなんて知りませんでした。
深夜に、鎌倉駅から江ノ電への乗り継ぎの掲示板で、ふと目にとまったのが知ったきっかけです。
気に入ったものから、じっくりとどうぞ。
ちなみに私は、こくぶ ともみ さんの作品が素敵だと思いました。(さて、どれでしょう?)
全体からあふれる、飾らない優しさが、素敵です。
エンセン・テン(沿線展)は、毎回10人の湘南アーティストがくりひろげる 恒例の秋のアートイベント。 2008年の今年で、第3回目を迎えます。
江ノ電の車内が、10人のアーティストの作品だけをかざったアートギャラリーになります。
そして、沿線各地ではアーティストの個展が異なる10の会場でスタートします。
江の島では、展望灯台でも展示。
秋のはじまりとともに、江ノ電沿線に 心を元気にするアートがあふれ出す、エンセンテン。
9月の湘南は、まるごと、エンセンテンの季節。
過去のアーカイブも楽しいです。まだ3回目ですが、ずっと続けて欲しいコラボ企画です。
経営用語でサステナビリティ、という言葉がありますが、同じ言葉がコミュニティに対しても当てはまると思います。
企業で働くのと同様、地域で生活する。
日々の生活が、芸術を生み、環境への愛着へ繋がる。
何を大切にするのか。生活の半分は会社と言います。アーティストとしての参加はできなくても、地域への何がしかの参加を行うことで、エリアサステナビリティへの貢献ができるのではないか、と考えさせられました。
アメリカなどは代表的な例ですが、海外で暮らすと、好むと好まざるとにかかわらず、日本人の視点からは積極的なコミュニティ活動を多く経験します。当時の私のメンタリティからすると、単なるソーシャライズ、と半分 はすに構えて考えていましたが、今にして思えば地域に根を貼って生活を豊かに過ごそうとする積極的な動機なのかもしれません。
かつて奨学金でお世話になったロータリー財団の活動などは、日本においてはもっと積極的にコミュニティの中で活用されても良いのでは、とも思います。
こうした活動を継続する事で、日本の魅力はもっと高められると思います。
国家・自治体の予算だけで国は、豊かにできません。