この3月でプロジェクト内容が一旦終了することになり、Regainは東京へ戻ることになりました。
3ヶ月という期間はコンサルのプロジェクトとして普通なのですが、ちょっと特殊な案件なこともあり本当に濃密な時間を過ごすことができました。 駆け出しコンサルのRegainが言ってみれば初めて「現場どっぷり」を経験した中で強く感じたのは以下の3点。
1)コンサルはチームワークが命
このプロジェクト、クライアントの全社経営改革みたいな感じの内容なのですがRegainはそのうちのタスクフォースの一つを担当してました。上司・部下と言える仲間と共にクライアントへの提案と実行支援をするのですが、一人の作業では絶対にできるものではありません。クライアントを引っ張り、クライアント以上に考え、それをアウトプットにする作業は一人で悶々考えてできるものじゃない。 逆に言うと、誰が何をするか、個々人が率先してタスクを処理するようなポジティブな体制でないとチームご自体の成果・品質がものすごーく下がるわけです。
2)コンサルは個々人の基礎力が全て
駆け出しかつ途中からの参画だったので、それまでの内容のキャッチアップしかり、その後のクライアントへのリードしかり、成果物の作成しかり、全てに置いて基礎的な部分ができていないと上述1)に直接的にヒットします。今回、またまたRegainはコンサルとしての自身の至らなさと言うか「弱み」みたいなものを盛り沢山に得ることになりました。これは大きい。
3)専門性を持つことがコンサルとしてその後の成長性を決める
別にコンサルでなくても当たり前のことかもしれませんが。
自身の専門性とは全く違うタスクフォースに割り当てられる人もいます。幸いRegainは前職に近い部分でのタスクフォースだったのは幸いだったのですが、事業会社における専門性、というのはその部署にずっと所属し、ある程度の経験を経て蓄積されるものもあるのですがコンサルの専門性と言うのはそうした時間的な長さ以前に一つの専門領域においてどれだけアウトプットを出せるか、応用できるかという事が非常に高いレベルで求められるのです。 逆に言えば、そうした専門性が自分で特定できていないと何時まで立っても「これを目指そう」という方向性が決まらないというか、「XXのコンサルです」と言えないというか。経営コンサルと言っても人事領域、組織領域、財務領域etc..いろいろあるのでそうした方向性を絞り込む(自分の嗜好性や相性をベースに深く掘り下げてみる)ことがアーリーステージのコンサルには絶対的に必要になります。じゃないと、いろんなコンサルやる中で、単にプロジェクト経験だけが多い人になっちゃうというか。
それにしても、プライベートの時間は全く無かった。。週末だけの勉強では自分の立てた目標に全く追いつかずこれが最大の悩みでした。自分の基礎固めをしないままプロジェクトに配置される中途コンサルの方々は多いと思いますが、これはつらいですね。。
他にも書きたいけれどNGな内容は山ほどあるのですが。
気分を切り替えて、4月からは東京で。
あ、3ヶ月支えてくれたヨメさん、どうもありがとう!
Copyright ©鎌倉ライフリッチ研究所 All rights reserved.