暑中お見舞い申し上げます。つか、暑いですねホント。。。
この2週間ほどプロジェクトの関係で毎日終電状態。 ピークが来週と言うこともあり金曜日は久しぶりに都内のカプセルホテルへご一泊、という終わり方でした。
今日は都内である人とお会いする予定があったので、それが不幸中の幸いと言うか、普段は(と言ってもそんな頻繁に泊まってる訳じゃないですが)気の重いカプセルホテル泊も多少はわくわく感を持って臨むことができました。
深夜3時ごろにチェックインしたのですが、それにしても見渡せばいろんな人が居ますね。。
- パスポートを片手に、ロッカーを開錠に四苦八苦している中国人と思しきおじちゃん。
- 泥酔してみんなでもつれあいながら入ってくる大学生4名ご一行様。
- チェックインの時からエレベータで上って行くまでずっと電話で仕事の話をしている20代後半のビジネスマン。
午前3時ですよ。考えてみれば凄いことだなあと。
宿泊する人たちは人種も年齢も、立場も業種も何もかもがRegainとは違うわけですがそれでも「泊まる」「寝る」という目的が合致していればこんなにも多様な人々が集まるんだ、と言う点においては「目的に人は集う」をナマの現実においてまざまざと見せ付けられたような気がしました。(結局、となりのカプセルの方のイビキで満足に眠れませんでしたがw)
そんなことをつらつらと考えながら本日お会いしてきたのは、外資系金融→MBA→銀行再建→ベンチャー→起業、という流れで現在は社会人の「個の意識改革」「教育」をテーマにした事業で躍進中の素晴らしいお方。(以下、T氏とします)
先のエントリで書いたとおり、Regainは、今後のコンサル以降の身の処し方を思い悩むこともあったりしていて今回の出会いでは非常に多くの示唆を得ることが出来ました。
T氏曰く:
「5年、10年といった間隔で、「天啓」とも思えるサインを感じることがあった。それは、これまで自分がおざなりにしてきたり、目を背けたいと思ったり、実際に逃げていた事柄が集大成された”克服すべきもの”として自分の目の前に見えてくるような、そんな感覚かなあ。
その天啓を感じる局面で、自分が短期的にも中長期的にもどれだけ深いレベルで考えられているか、そして、自分がどう行動を起こすか、でその後の開け方が変わってくると思う。」
「思うに、凄い人と言うのはそうした5年・10年スパンで起きるような”自分への挑戦”みたいな事象をあえて自分で作り出す=そうした環境を自分で設定する=挑戦する対象を絞り込んで=ゆくことにより、更に自分がより社会に対して深く広いアプローチが取れるよう”望んで動く”ことが、その人を凄い人たらしめているんだと思う。 その意味で、逆説的だけど、やりたいことって実はシンプルなんたど思う。 ほら、人間が生活する際に本当に必要なものって凄くシンプルだよね。きっと、その延長線上にあるんじゃないかな。大切なのは、どの角度からそのシンプルな事柄を見るか。今の自分の職業のスタンス、全く異なる業種のスタンス、同じ業種でも上流か、下流か。 どうやって複眼で捉えて、そうした”生活者の視点”に結びつけるかだと思うんだよね」
「自分たちはきっと100歳くらいまで生きるんだろう。けど、ITも何も発達していなかった時代の人たちがある意味で豊かな人生を送っていた時代と比べると、我々が感じられる豊かさの総量というのは100年生きて丁度いいくらいなんじゃないだろうかね。」
「Regainさんはある意味マジメすぎるんだろうねー。なんだかんだと、目の前にあることに真摯に向き合いすぎている気がする。だから、軸が分散するんじゃないかね。これからは、その一見バラバラになっている複数軸を、どうやって一貫したものとしてまとめて行くか、が大事なんじゃないか?それができると、起業のときのビジョンとして見えてくるような気がする」
。。。。感服つかまつりました!