Regainは典型的な日本人で、いわゆる「無宗教」に属するタイプです。
そして、これまた典型的ですが、神社仏閣に行けばとりあえずお祈りというか、手を合わせてモゴモゴつぶやいていました。
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サラリーマン時代よりも比較的 「自由に」 自分の時間を作り出せるようになったRegainですが、自由の幅が大きいほど、その時間をどう活用するかが重要な意味を持ってくることを、最近”じわり”と痛感し始めました。
これまでお会いしていきた経営者の方しかり、「フリー」と呼ばれるスタイルで仕事をなさっておられる方しかり。
前者は仲間と役割分担することで自分が果たすべき役割を、その「自由になった」時間で最大限に発揮することでそのビジネスの価値をどう成長に向けて築いてゆくかに心血を注ぎます。
後者は有形・無形を問わず、自分の作り出せる成果物をアウトプットするために持てる時間を (たとえそれが遊んでいるように見えても)最大限に活用することに心血を注ぎます。
これ、どちらも言ってみれば「あたりまえ」のことなんですけど、、ついつい作業に没頭してしまったり、ついつい考え事に時間を割いてしまったり・・
サラリーマン(被雇用者)という形態で社会にかかわっていると、多くの場合は「面倒くさい・無駄な」と思ってしまいがちな情報共有が当然のようにありますが、それが結構 自分の時間をコントロールするマイルストーンになっていたりもするので、個人としての時間管理はけっこうできちゃうんですが、「自由」が増えるとそうもいかない。
たとえば、朝何時に起きるか。
たとえば、起きたら何をするか。
たとえば、何時に食事をとるか。
非常ーーーーにベーシックなことですが、こういうリズムを規則的に作ることっていうのは実はかなり難しいことで、結構それは人とのかかわりによって成立してることも相当数あるんじゃないかと思う次第です。
(やみくもに人に会うことがよいという意味ではないですよ・・)
そして、逆説的になりますが、この「規則正しさ」があってこそ、自分の活動の「幅」を作り出せるようにもなるし、「感性」「センス」といった、自分の内面も研ぎ澄ましてゆくことができるようになるんじゃないかと思うようになりました。
要は、不規則な生活をしてると、どんどんと内面もダラけてゆく、ということなのかもしれませんが。
そんなわけで、フリーになったときに、まず何をするべき?と問われたら、Regainは「生活リズムを再構築すること」と真っ先に答えます。
フリーだからこそ、そこを大事にしなきゃ何もはじめられない。
さて今日もがんばるべ!
題名では全然フックにかからなかったのですが、オビにある;
◎ 貯金さえ十分にあれば”将来安心”は幻想である
◎ 朝活、勉強会、資格取得では稼げない
◎ やっぱり、お金は銀行に預けたほうがよかった
が気になり購入。 題名に反して、Regain思うに著者が等身大で書いた、アラフォー(著者と同世代)に対する極めて切れ味の良いキャリア論であり、投資論であり、ビジネス論としての構成がよく整った1冊という読後感。 上記にあるような「コツコツ頑張っていつかは。。」的な活動をなさっておられる方を否定するというよりは、「それだけじゃ、ダメでしょ?」という一歩踏み込んだ指摘が随所に書かれているので、地に足が着いているというか記述がグサリと入り込んでくる人も多いはず。 Regainが興味深いと思った箇所をいくつか引用しますと;
ある程度お金を持っていたとしても、実は一般的な消費だけで使えるお金には限界がある。月収が数百万円あると、好きなことは何でもできそうだが、そのようなことはない。(中略)私の限られた人脈の中では、「老後のために貯金したい」とか、「生活費にいくら必要だから」「子供がいるから」「ポルシェを買いたいから」などといったモチベーションで所得を増やした人に会ったことがない。 (中略) まず、稼ぎたい金額を決める。重要なのは、我々は強い目的意識を持つことによって行動が変わる。また、イメージできることしか実現できないということである。(中略)成功するには、しつこく目標に向かって努力するかどうかが重要で、もともと持っている能力はそれほど重要ではないと、よく言われる。それは至極当たり前で、能力は努力する過程であとからついてくるものだからだ。できないと思った時点で終わりだ。できるようになるためにはどうすればよいか、そこからがスタートだ。
所得を増やすためには、それに直結することに努力を集中させなければならない。規模が小さく、衰退している産業にいるのならば、”ひとつの会社に長く勤めるべきである”という価値観を捨てて、転職しなければならない。プレッシャーに弱い性格ならば、プレッシャーに打ち勝つトレーニングをする必要がある。TOEICのために英語を学ぶのではなく、自社商品を海外で売るための販路開拓に必要な英語を集中して覚えなければならないし、経理や法務の専門家になりたいならば、そういうサービスをコア業務にしている会社に移るべきである。現実的にはいろいろな障害はあろうが、所得を上げるための本質はここにある。
ジョン・F・ケネディが「この10年のうちに人類を月に送る」という有名なスピーチをしたのは1962年のことである。それを聴いて感動した大学生たちができたてほやほやのNASAに入り、アポロ計画の月面着陸を成し遂げたのはそれから7年後の1969年のことである。そのときの園児にはの平均年齢は、28歳だったという。これを拡大解釈すれば、7年努力すると、とてつもないことができる可能性があるということだ。
往々にして、仕事ができる人は趣味を持っている。それは、趣味を極める家庭で、仕事に行かせる考え方が身につくからである。しかし、今趣味はあるけれども、仕事がでkないという人は、趣味に対する取り組み方が間違っている可能性がある。趣味だから好きなように付き合えばよいというものではない。たぶん中途半端だ。そう、趣味にも取り組み方があるのだ。今のあなたの趣味は、たぶん中途半端だ。いったん封印しよう。
うまく稼げる人は、どんな相手とも絶対にケンカをしないものである。(中略)もうこの人とは付き合えない、そう思ったときはすべてを相手にあげてしまう。自分が折れてそれ以上付き合わないようにするのである。話し合いが終わったら、ニコッと笑って「ではまた今度」と言って別れるのだ。(中略)要するに、マイナスのことに努力を使わないのだ。
。。などなど。これらは本書の冒頭から中盤までの記述の一部で、後半以降は個人が投資する際の必要条件だったり著者の事例を紹介する内容になっています。これはこれで参考になるのですが、「投資するには十分な原資と精神的な余裕をもってやるべし」みたいなポイント解説になっている感があって、このあたりはある種専門書の方が知識を深めるには良いのかと。
とどのつまり「残念な人のお金の習慣」とは、生活習慣であり、その礎になる仕事に対する考え方だったり、行動力だったり、継続力なんだということかと。言い換えると才能ではない、ということに新書1冊分を裂いて説明をしてくれている記載の判りやすさ・身近さを差し引いても年末年始に読んでみて良いかなと思われる1冊です。
久しぶりに引用の長いレビューでした。
当ブログの読者の方ならすでにご存知、盟友 理央 周(めぐる)さんの処女作です。
退職間際の出張やらで細切れ時間を使いながら読み進めていたのですが、改めて読み直した上でのレビューエントリーになりました。 日経プレミア新書という出版社の中でも、かなり異色なネーミングの本になるんじゃないかと思います。実際、店頭に並んでいる様子を見ていると、新書であるその性格上、時事ネタ的なトピックを扱ったような他書が多い中で、こつぜんと「サボる・・・」が目に入ってくるのはある意味新鮮でした。
日本経済新聞出版社
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ただし、読み進めてゆくとそのCatchyな書籍タイトルとは大きく異なり、理央さんの経験がぎっしり詰まったタイムマネジメント本になっていることが判ります。 理央さんは現在のマーケティングコンサルタントとして起業なさる前に数々の転職をなさっており、そのインダストリーも自動車部品からAmazon, フィリップモリス、JCOMといったかなり広範囲なご経験を通じて体得されたタイムコントロールの重要性が本書では余すところなく記されている点が非常に興味深いと言えます。
「2割の時間で8割の仕事は終わっている」
これはまさに箴言だと思うのですが、現在 多面的に活躍されている理央さんだからこそ説得力のある表現だと思います。具体的それを実現させるためには、として;
1.価値を生み出す仕事は何かをいつも考える
2.そのための時間を確保する
3.阻害要因・問題を発見する
4.問題をつぶす
5.習慣化する
の5プロセスが本書には書かれていました。 ワタミの渡邉さんの表現を借りれば「急がないけれど重要なこと」に時間を割くためにはどうするかを常に考えて、PDCAをきっちり実践するということでしょうか。 言うは易しなんですね。 マネックスの内藤さんが本書のレビューとして、「細切れ時間をどうやって活用するかを考える」とご自身のスタイルを評されていますが、おそらく理央さんの場合はクライアントへの成果物とするコンサルタントならではの時間の割き方を突き詰めた結果、上記のアプローチを貫徹なさるようになったのだと推察されます。また、細切れ時間をどう活用するかは、Facebook / Twitter 他もろもろのソーシャルメディアを駆使する理央さんにとって、さほどプライオリティを置かずとも実践できてしまう作業なのだろうなあと思われます。
翻ってRegainはプロジェクト推進を行うその性格上、繁忙期と平常時みたいなかたちで時間の波が大きくアップダウンすることが多いのですが、プロジェクトが経営課題に近くなる(例:ベンダーオペレーション構築やサプライヤー戦略みたいな、自分でコントロールできない要素が多く入ってくる業務の場合に「サボる」時間を多く必要としている気がします。 平常時はどちらかというと、各種Meetingの間を縫ってどう効率よく業務をこなすかに重点を置くわけですが、本書を通じて改めて痛感したのは、「継続して、改善してゆく。その改善課題を見つけるための時間は惜しむべきではない。それが創造につながる」ということの重要さでした。
加えていうなら、こうした「時間術」に加え、本書は理央さんが起業に至るまでのプロセスで何を考えていたのか、という、「起業した人の脳みそを覗いてみる」という意味でも非常に参考になる要素がギッシリと詰まった一冊と言えるかと思います。 更にいえば、本書で「理央 周」という「ヒト」の存在を知らしめた後に次のご出版では何を繰り出してくるのか?と非常に楽しみにさせられる一冊でもあります。
理央さん、東京でも盛況ですよ!
ダジャレです。
キュウリ = Cucumber = キューカンバー = 休肝日er, ということで。
(ごめんなさい。。)
先日テレビで落合監督の優勝インタビューを見ていて、「先シーズンが悔しすぎて、禁酒をした」的な談話を放映していました。 これがずっと頭の中に引っかかっており。
悔しい思いをすることは色々ありますが、どうも最近お酒で受け流しちゃってる感が強いので、「ちゃんと悔しい思いを受けとめよう」という事で、キュウリの日を設定。
まずは、火曜日を対象に。さて、眠れるかしら。
早起きを心がけて3週間。きっかけは、こちらの本でした。
タイトル通り、朝4時に起きて生活を始める流れを推奨する本で、単に現在の活動時間が早朝寄りにズレるというだけでなく、 朝に仕事やアイデア出しを行うことで普段以上の成果を出せる、という部分がポイントの内容。 また、 「ダメOL」だった著者の、早起き効果によるキャリア=人生改造の経過も読んでいて興味深いもの有ります。
本書のアマゾンレビュアーには内容の一貫性?などに厳しいコメントを寄せている方々もいらっしゃいますが、 結果がすべて。 ワタミ拡大期の渡邉社長と3年感ご一緒だった事も有り、ワタミ本の手帳アプローチを等身大で実践されている様子なども、実は参考になったり。
・朝起きることは、早くても遅くても辛いことに変わりはない
何時に起きようとしても、 二度寝しようとしても起きる事のつらさは変わらない。
いかにそれを自分に言い聞かせるか、 二度寝に負けそうな時はそこを意識する。
・時間とは、命を削って生まれるもの。 普段、気にせずに、何気なく過ごしているが。
この2点は大変参考になりました。 上記の通り、賛否両論ですが、早起きができていない方にはご一読をお薦めします。
気がつけばもう12月の半ば。早いものです。。
上司の移動やら微妙な組織変更やらで、自分を取り巻く環境が刻々と変わっていく中で、いくつかの立上プロジェクトが並行している事もあって年末という気分が殆どしてませんでした。で、ふっとプロジェクトのスケジュール調整をやっていて「あ、年末だからここへはタスク入れられん」と気が付く始末。 インド人の相手も始めるようになり、年納めの為の忙しさというよりは、年始からのスタートダッシュに向けて体力増強しながら走ってる感じです。こういう時ってよく有るのが;
1)夜が遅くなり朝が起きられず
2)仕事がずれ込んで行き山積
3)取りこぼしが増え、仕事の質が落ちてゆく
書いていて改めて感じましたが、解決方法は「忙しい時ほど早起きをする」なんですかね。 色んなビジネス書や啓発本に早起きの効用が書いてあるものの今一つ自分の「腹に落ちた」気がしないのは、早起き=スキルセットの勉強や、ブログ更新、気持ちの切り替え、などを効用として書いてあったからなのか。
こういう時って、ブログが平日全く更新できなくなるのが悔しい所ですが(仕事ネタは基本的に面白くないはず)、乗り越えの時期、と自分に活を入れながら2009年を終えよう、と気分を新たにした今週でした。
休日に寝だめするのは楽しいものです。ベッドでごろごろ、、ムニャムニャ、しながらお昼近くまで過ごすのは、ある意味最高の贅沢。 あるいは、金曜日に死ぬまで飲んで、翌日(まさに)死んだように眠るのもまた楽しい。
。。のですが。
鎌倉へ移ってきて、変化した生活習慣のひとつが、「休日に、早起き」でした。
近くに海があるからというのが最大の理由です。もちろん、眠い。休日に7:30ごろに起きて、体をムックリ起こすのは、辛い。のですが、空気が違います。 Regainは昔、都内に住んでいましたが、その当時に同じことをやっていれば、普段殺伐とした雰囲気がきっと真新しく映ったんだろうなあと思われます。 早朝の、人いきれの無い空気。 歩きながら、静かに物思いにふける贅沢な時間。
最初は眠いのですが、だんだん気にならなくなってくるのです。
(ここ鎌倉(由比ガ浜)では、それに海のさざ波がついてくるので価値倍増です。)
一度、ではなく続けてこそ価値のある(であろう)早起き深呼吸&散歩。 継続しますよ~♪
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鎌倉へ引っ越してきてから、週末も(比較的)早く目が覚めます。都内に住んでいた時は大体10:00頃にムックリと起きていたのですが、今では08:30目を覚まし、ベッドの中でゆっくりして09:00に起床する習慣がついてきているように思います。
今のところ、すぐにするのは波チェック、というと格好が良いのですが、海辺の散歩です。早朝の浜辺は気持ちがいい。胎動、というか息吹、というか清清しい気持ちにさせてくれます。
で、午前中はひたすら庭の雑草抜きを。
これまでは家の中を整理していた為、すっかり草ボーボー状態だったの約50%ほどやっつけました!土をいじっていると、これまでキモチ悪かった虫たちを、多少なりとも身近に感じられるようになるので不思議です。
(私だけか?)
その後 材木座の散策を自転車で。
ここらは、以前からちょくちょく足を運んでいましたが鎌倉に住むようになってからは初めてでした。実際に住んでから行くのでは、視点が変わりますね。
そして藤沢ビックカメラにてエアコンの調査を。材料価格の要因で10月から値上げを聞いていますので、冬を越えるためにも今買うのが一番!というオススメを頂いた事もあり、見い行くことに。
高くなりましたね。。
これまで、海外・国内ともに会社の借り上げに住んでいた私にとっては、30万円もするエアコンは信じられません。。。が、長期の費用で見れば最新のものはメンテ費用・電気代を考えると昔のものより遥かにメリットがあるという事なので、やはり購入の方向になるでしょうか。うーん。
今日の夕食には、材木座で調達した食材がずらっと並びました。
中でも、湘南ワインセラーで買ったワイン"PROTOCOLO TINTO"(写真)と、材木座では有名な魚屋"もんざ丸"からの天日干しシラスは最高でした。都内で食べるシラスは、新鮮なものであっても冷凍搬送の影響が大きく 多少べっちゃり感がありますがここのものは、「ほくほく食感、噛むと汐の香りがふんわりと口の中に」という感じで、ウマイ!
また、私はワインの中でSpainのものには余り良い機会に恵まれた経験がないのですが、この"PROTOCOLO TINTO" は価格の割に非常にパフォーマンスが高いです。スペインワインの内で有名なものに、かのRobert Parker氏が推薦したことで一躍有名になった、"Estratego Real(エストラテゴ・レアル)"がありますが、この"PROTOCOLO TINTO"は、輸出用かつVino de mesaグレードの為にヴィンテージプレミアムが付きません。が、しかし、味はEstratego Realのままです。これ、探してもなかなかショップで見つかりませんが、こんな所で出会うとは。いいですねえ。
湘南ワインセラー 材木座店
住所:神奈川県鎌倉市材木座6-4-22
電話:0467-25-4461
営業時間 :10:00~19:00
定休日:毎週月・火曜日
魚屋 もんざ丸
所在地 鎌倉市材木座6-3-32
電話番号 0467(22)2960
営業時間 9:30~18:00