今日が上司の最終日。
Regainの会社では、退職・異動される人がフロアでスピーチを行います。 この方の存在は、本当に特別なものでした。 社内ベンチャーの草創期から現在に至るまで、ずっと事業を牽引してこられ、赤字撤退の可能性を常に目の前に突き付けられながらも全てに全力を尽くしてきたこの方のアプローチは、全ての面において現在のRegainの血肉となって染み込んでいる事を改めて実感。
勿論、反駁する事も数知れず。
議論がエキサイトしすぎて、会議室を途中退出してしまう事や人前で大声でケンカしあったりする事も本当によく有りました。良い意味でも悪い意味でも、この方の個性があまりにユニークな為、Regainはずっとこの方と職を共にしてよいのか、、と悩む事もままあったり。
経営者としての孤独、重圧、責任、それら全てを引き受ける事のむずかしさ、実行の過程での葛藤、等々の「負」の部分を表に出すことなくずっと一人で頑張ってこられた、そのお力は改めて敬服の意を表したいと思います。
他方で、企業は組織。どれだけ人間関係で悩んだり、仕事が上手くいかない場合でも、組織は動く。自分の一生がその職場で終わる訳ではないという事を認識しながら、常にその環境でプロとしてどれだけ貢献・パフォーマンスを示す事ができるかが大事、という点については、頭では分かっているものの今回初めて、腑に落ちた気がします。
「これまでやらせて頂いた事に、一切の悔いはありません。好き勝手だったかもしれませんが、すべてに全力で取り組む事ができて私は幸せでした」
この言葉を心から言える上司を、Regainは改めて素晴らしい方なんだなと再認識。
お疲れ様でした、Nさん。