鎌倉ライフリッチ研究所 Ver 3.70 | 人生を、豊かに生きよう。

ようこそいらっしゃいました。スローライフの聖地鎌倉へ移住して7年。グローバルビジネスやM&AどっぷりだったR40が一念発起。 ベンチャーでの仕事を通じた日々のビジネス視点だったり、観光に役立つ鎌倉の美味しいグルメ情報やイベント紹介をしてまーす。プロフィールはこちら(http://profile.hatena.ne.jp/hase263lich/)から。

自分のドラマ企画書を作ってみよう

 

 自分を、望むようなポジションやキャリアに持ってゆくにはどうするか。

 

キャリアゴールの設定、逆算思考、人脈構築、資産形成、生活習慣、、、、、、、様々な側面からのアプローチが存在しますが、先日 年下の方から問合せを受けた際にお答えしたのが、これでした。

 別に偉そぶるつもりは全くないのですが、これまで様々な方法を試行錯誤しながらたどり着いたのは:

  • 「高みを目指すなら、内容は削ぎ落とされて、シンプルになっている必要がある」
  • 「虚飾を交えず、自分自身が腹落ちしたうえでその目標に向かっていく必要が有る」
  • 「自分自身が、胸を張って言えるような内容である」
  • 「現在の自分から、その先へと、ストーリーとして成立するイメージが必要」 
ということでした。
 
逆に言うと、冒頭で書いたようなアプローチを一つに纏めて、自分自身が十分満足できるようなイメージを具体化できる一番シンプルな手法は、「手帳への書き込み」「読み直し」という手法だと未だに思っているのですが、そのコンテンツがどれだけ具体的か?ストーリーとして成立しているか(ハプニングも想定しながら)?で、自分自身がその目標と向き合う姿勢や真剣度が変わってくるという、「ドラマ仕立ての重要性」でもあったのです。

 

そもそも企画書って、作った人には非常に難易度の高いもの。

 誰に、何を、どうやって提案したいのか、という、通常だって何日も推敲を繰り返しながら完成させる、その人の独創性が一番試されるものであるがゆえに難しい訳ですが、その企画書そのものが、自分のキャラクターを体現した「結晶」でもあると思っている訳です。

 

ビジネスキャリアを追求する為の情報って沢山ありますが、自分自身の内面に振り返りながら、それをアウトプットとして取り出す事は本当に難しい。ともすると、成功事例を横目で見ながら、「まるっと」自分もそのようになりたい、、みたいにパクってしまって、結局 自分の「なにものなのか?」という問いに自分自身が答えきらないまま、成功の足跡をたどるようなキャリアを追求してしまうケースに陥りがちなような気がしています(勿論、自分自身の結果を踏まえてもいます)

 

この話を聞いた年下の某君は、最初この話を聞いたとき、しばらく理解不能な状態でした。きっと、先輩から「心打たれる素晴らしい話」「すぐに刺激を貰える話」という、いわば「自己啓発本のライブ版」みたいなものを聞かせてもらえると期待していたようなのですが、投げたボールを投げ返された、的なRegainの回答がご自身の中でイメージできなかったみたいでした。

 

が、それはそれでいいんじゃないのかなあと思っています。

Regainも含め、ひとにはその時々で「どれだけ消化できるか」があるし、それは、その人の思考のステージに応じて変わるものだと思うので、Regainの言った「じぶん企画書」が、脳裏のフックにかかるだけでもイイ。

 

それだけでも、話をさせてもらった価値はあるはず、とそんな風に思いながら話を貫き通させてもらいました。

みなさんはどうでしょう。

 

自分を企画することって、イメージ湧きますか?