テレビを見ていたんです
いよいよAppleのiPhone 6の発表が間近に迫ってきましたね。
今朝のテレビでは、NYのApple Storeで座り込みをしながら当日を待つ人たちの登場を報道していました。相変わらずの人気ぶりはすごいことだと思いながら、「Steve亡き後のAppleは・・」的なネット上のニュースをつらつら眺めていたRegainです。
- そうですよね、iPhone 6。サイズも拡大、非接触も。
- 加えて、iWatch?的な?ウェアラブルマシン?
- ヘルスケア領域へ?
ユーザーとしては新しい製品やサービスを歓迎したいところですが、従来から特に何も変わらない製品ローンチ前のティザー(リーク)手法だったり、Android端末を含めて既に「社会に実装=デフォルト化」されてしまったハードウェアの延長線上という意味では、ことさらに高揚感をあまり感じる要素が少ないように思っています。 いささか食傷気味というか。だんだんダサくなってゆくプロダクトデザインもその一つかも。
もちろん、今回の機能追加やサービス、そして派生デバイスの追加は社会のサービスインフラに少なからずインパクトを与えますし、それが更にインダストリーへの経済効果を創出してゆくので、「汎用デバイス」としてフラット化する製品成熟度曲線だけでは図れない点は、Appleの既存・新規業界における存在感の高さに期待するところ「大」ではあります。
が、どうもねえ・・
もはやデバイスには惹かれない
ぜんぶ聖徳太子の持っているお札みたいだねえ。ワシャシャシャ。
と仰ったのは、近所にお住まいのおばあちゃんですが、今回のApple新製品群が、製品でなく、「サービス軸」をどこまで「社会実装」できるレベルまで仕上げてきているかが、今後のAppleだったりこうした端末の未来を決めてゆくような気がしていますし、個人的にはそっち(サービス軸)の方に期待が高まります。
iTunesでコンテンツサービスのプラットフォームの確立を成功できたのは、当時の MP3 のP2Pデータ共有とか(Napstarとか懐かしい)、相対していた当時の巨人、ソニーが成功に至らなかった、等々、「既にタネは蒔かれていた」状態だからこそでした。
今回は、Appleがイニシアチブを取って製品からサービスへの一気通貫プラットフォーム構築に挑む、非常に注目したい内容でありつつも、ヘルスケア等の領域は、音楽の著作権とはまた異なる「社会実装の壁」があります。
まとめ
と言う訳で、今回はiPhone 6出たとしても、買わないだろうなー。
ご参考までに
・ブログアップする直前に入ってきたGigazineのニュース。
・こちらも。英語ですんません。カードブランドや決済システムのNFCテストは進んでるようです。
Apple iPhone 6 To Feature NFC: 5 Reasons An iWallet Could Succeed Where Google Failed
・まだまだiWatchは9.2時点でEVT(Engineering Verification Test)段階って。
全然量産まで遠いじゃんと思うニュース。
Apple iWatch still under EVT despite components already in production