メモに近い雑記です。
最近、なぜか知り合いから「付き合いのある会社が困ってるんだけど」という相談を受けることが増えてきたRegainです。
だいたいは、従業員20名〜50名くらいで、景気?のためか売上が見込みより強い結果で推移している会社さん。
どういう相談かと言うと、主に「上場を3年後に見据えたい」です。
なんでだろう。どこかの銀行とか証券会社が吹聴しているのか判りませんが、この3ヶ月だけでも毎月5件はお話として伺うことがありました。
あ、別に収入そこから頂いてません。Regain自体はそんな営業活動してないし、これまでは皆無だったのに。
で、その「3年後に見据えて」何に困っているのか、というと、殆どはこれ;
- 上場に向けて組織設計をどうしたらいいか判らない
- 上場するために、どういう事業拡大路線を歩むべきか判らない
- 海外販路ってどうアプローチすればいいの?
- M&Aって有効なの?
- おやじが代表やってるんだけど。従業員辞めたりしないかな、おれ社長になって。
です。
・・書いていて「企業が直面する課題」ばかりだなと改めて感じます。
そして、コンサルが「待ってました!」と言わんばかりのカテゴリーばっかりです。
でも、Regainがお答えしている内容は、その会社さんの業態や規模や現状で全然違ってくるので、ひとまとめにしづらいのですが、それでも敢えて言うと、「そこ!そこ自分で考えないといけないんですよ〜」なんです。
およそコンサルや友人に相談した際に得られるのは、競合他社の成功・失敗事例とか、相談に乗ってくれた人の「個人的な経験」に基づく何がしかの助言ですが、ネットで調べれば自分よりちょっと規模の大きな会社がどうしているかとか、同じ規模感の会社のケースって沢山ある訳で、お問合せを頂いた殆どの方がそうした「調べもの」をあんまりやっていない、という所に共通項があります。
もしかすると、お知りになりたいのは、上記のような代表的なクライテリアに集約されるけどもっと深い根っこにあるものなのでしょうか。うーん。
自分の会社だから、自分でやらなあかん、というのはご本人たちは重々承知しているようなので、調べる手段をお教えすればよいのか、お話をお伺いするだけでよいのか、何なのか、といつもご相談が終わった後にむーんうーん、と考えるんですが。
3年先の「どうありたいか」をイメージする、描く。いろいろ描いてみれば良いじゃないかと思うんです・・。
「経営はアートである」
は、美しすぎる表現ですが、そこまで行かなくても、「経営は自分の筆で描くもの」と思えば、どの絵の具をどう混ぜるかとか、まさにトライアンドエラーの世界なので、偉そうには言えませんがぜひ頑張ってほしい!とこの数ヶ月思わせられるRegainなんです。
なんか本当に偉そうでブログにアップするの、気が引けますが、自分がいざ同じ立場だったらどうするか、という戒めの面も含め、敢えてアップします。